本日、AmazonがEchoファミリーを一新、Echoが新型の第2世代モデルとなった。また新機種にEcho Plus、Echo Spotも併せて発表となった。
以下機種ごとに解説する。
Amazon Echo 2nd Generation
2014年11月から発売されていたAmazon Echoがやっとフルモデルチェンジとなった。見た目も中身も全くの新型として登場だ。
スピーカーとしては、2.5インチウーファーと0.6インチトゥイーターという構造で、既存のEchoと比べてウーファーは同じ、トゥイーターが小型なものになっている。
筐体サイズは、148mm×88mm×88mm、821gとEchoより小型化された。
カラーバリエーションは6種類あり、表面素材も選べるようになった。
価格は99.99ドル〜119.99ドルと素材によって異なる。発売日は2017年11月8日予定だ。
Amazon Echo Plus
続いて、新機種となる「Echo Plus」。これは名前こそ新しいが、筐体は今までのEchoと同じ。
Plus特有の特徴は「スマートホームデバイスの簡単セットアップ用ハブを内蔵」していることにある。
ここにあるリストのデバイスは簡単につながる設計だ。フィリップスHUEとのバンドル販売も設定されている。またDolbyサウンドをサポートしたのも目新しいポイントだ。
カラーバリエーションも既存のEchoのブラック、ホワイトに追加して、新色のシルバーの3色展開となった。
価格は149.99ドルで、2017年10月31日発売予定だ。
Amazon Echo Spot
最後に完全に新機種となる「Echo Spot」。
見ての通り、小型なまま、丸い2.5インチ液晶ディスプレイを搭載したモデルだ。Echo Showを単に小型にしただけでなく、画面を丸くしているのはこだわりを感じる。
画面があることで、天気予報、ビデオフラッシュブリーフィングニュース、歌詞表示、カレンダーなどがビジュアルに把握できるのは魅力的だ。もちろんEcho Show同様、Amazon Videoなどの動画コンテンツも再生可能だ。
また本体上部にはカメラも内蔵しており、ビデオ通話も可能と思われる。
スピーカーは1.4インチスピーカーが内蔵され、Echo Dotの0.6インチよりは音質が良さそうだ。
カラーバリエーションはブラック、ホワイトの2色展開。
価格は129.99ドルで、2017年12月19日に発売予定だ。
Amazon / Echo Spot
僕はこう思った:
もう、個人的にはEcho Spot、欲しいです。これが各部屋に置かれていたらとても良さそうですよね。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。