インドで「Amazon Echo」3機種が販売開始!

Googleの新製品発表も話題だが、Amazonの動きも活発さを増している。






10月4日、インドで「Amazon Echoファミリー」が発売され、クラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」も公開された。日本向けには年内に発売するという発表だったが、インドでは即日の販売開始という違いがある。




インドに3機種のEchoデバイス投下

今回発売されたのは「新型Amazon Echo」「Amazon Echo Plus」「Amazon Echo Dot」の3機種。ディスプレイ搭載のAmazon Echo Show、Amazon Echo Spotはアナウンスされていない。

これは日本市場についても同様の対応になるのか、非常に気になるところだ。

なおインド向けの出荷は今月後半が予定されている。




開発環境も公開

スキル作成のAlexa Skills Kit(ASK)、デバイス組み込みのAlexa Voice Service(AVS)もインド向けに提供が発表された。

今月中にインドでは10,000以上のスキルが利用可能になる予定という。

既にインドで著名なSaavn、ESPNcricinfo、Ola、Times of India、NDTV、AajTak、Tarla Dalal、Zomato、Freshmenu、Goibibo、Housejoy、SYSKA、Silvan、Urban Clap、Byjuなどのコンテンツプロパイダーの名前が明らかにされている。


僕はこう思った:

インドの人口は世界第2位、12億人を超えるという巨大市場で、多くのグローバルプレイヤーが狙う市場です。多様な民族、言語、宗教が存在するインドで、Amazon Alexaが受け入れられるのか今後も注目したいところです。


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ABOUT THE AUTHOR / 

中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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