ビジネス向けスマートスピーカーでTISと凸版印刷が協業!金融窓口や店頭業務での普及を目指す

問合せ・受付業務に特化したAIコミュニケーションサービスの提供を目指す

凸版印刷株式会社とTIS株式会社が共同で、スマートスピーカー「AISonare(エーアイソナー)」のコンセプト検証の検討を開始すると発表しました。


TISとエーアイが共同開発をしている「AISonare(エーアイソナー)」

コンセプト検証で使用される「AISonare」は、音声合成ソフトを開発してる株式会社エーアイとTISで共同開発したスマートスピーカー。2018年春に製品化を予定しています。


凸版印刷としては金融機関向けの業務ノウハウを元に、TISの業務チャットボットプラットフォームサービス「DialogPlay」のFAQ制作、回答精度の向上を行う運用支援、AI対話エンジンからオペレータへの引継ぎが出来るコールセンターの事務局運営を担当します。



活用イメージ

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活用方法としては、凸版印刷が開発・提供している口座開設やカード申込をペーパーレスで行うシステム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」に「AISonare」を連携させてサービスの向上を目指します。

現在はWebサイトやタブレット端末で行っている業務を、スマートスピーカーでも運用できるようにしていくことを目指すとみられています。

また、TISとしてはスマートスピーカー「AISonare」の音声認識、音声合成、翻訳、対話を組み合わせたBtoB向けソリューションの開発・提供を行い、SI開発などを対応していくとのことです。

今回の発表は金融機関に対してのソリューション開発を中心に検証していくということですが、今後は特定の分野に特化したスマートスピーカーのソリューション開発が行われていきそうですね。

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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネット・モバイル広告など時代の先端の端っこにいて、ロボットスタートでは「ロボスタ」の広告周りや記事など執筆を担当。 ロボット業界のウォッチと共にエンタメ業界に足を突っ込んでいて二足の草鞋を履いてますが正直上手く歩けていません…。 ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』になっていましたが、白い会社が移転のため、彼は汐留の風になりました。

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