AIの学習データを効率的に作る!社内問い合わせシステム「AI-Q」と「AIポジショニングマップMr.Data」が連携

民間保険会社の調査結果によると、平均的なビジネスマンが探し物に費やす時間は1年でおよそ150時間とのこと。1日8時間勤務で換算すると1年のうち、約1ヶ月弱も探し物をしていることになる。

医療分野を中心にWeb講演会運営・配信サービスを行う木村情報技術株式会社は、IBM Watsonを使ったFAQシステム、社内お問い合わせシステムを開発・販売してきた。同社は探す時間や、問い合わせに費やされる時間を大幅に軽減し、業務の効率化の実現を目指し、2016年11月にAIお問合せシステム「AI-Q」(アイキュー)を発売開始した。

そして本日、AIの学習データ(Q&A)の作成効率化を目的に、メタデータ活用技術やセマンティック技術の応用ソフトウェア会社のメタデータ株式会社が開発したテキスト分析アプリ『AIポジショニングマップMr.Data』を導入することを発表した。

■ AI-Q(アイキュー)紹介動画 概要編

■ AIポジショニングマップ




提携の概要

今日のAIを支える機械学習データの作成には、高品質な教師データ(正解データ)を均質で大量に用意しなければならない。

囲碁などルールが明確なゲーム等では、学習データを自動生成することも可能だが、ビジネスや事務処理の局面で、時に人によって判断が揺れる文章の分類等を人手で行い、正解ラベルを付ける作業が機械学習の普及の難点となっている。

同社は、『AIポジショニングマップMr.Data』を活用することで、機械学習のための正解テキストデータ作りの生産性向上(納期短縮)と品質向上(精度そのものや均質性)の両立が可能になると見込んでいる。

具体的には、医薬品業界向けに、ユーザーの声などを自動分類するための正解テキストデータを作るべく、メタデータの5W1H抽出API(何時何処何誰API)や、意味カテゴリAPI、これらを活用した有用記事の抽出・絞り込み、そして、記事自動分類SDK、類似検索SDKを活用予定だ。

導入イメージ図




デモ・紹介の人工知能セミナー開催

両社の取締役が協業の内容、技術からソリューションまでを互いに紹介する、「最強のAI活用術」(日経BP社より12月10日刊行)発売を記念して下記の予定でセミナーを開催する。

日時 12月15日(金)18:00~21:00
場所 文京区民センター会議室3-A
参加費 無料
申込み メタデータ公式サイトより申込
https://ap.mextractr.net/support/mextractr
プログラム ・「AIの現実を踏まえたデジタルエンタープライズの競争戦略」
・「AI構築・運営支援ビジネスから見えてきた近未来」
・「人工知能API活用のコツ ‐ハッカソン主催、作品審査経験から」
・「医用画像から訓練用データを抽出しアノテーションを行うノウハウとツール」
その他:パネルディスカッション 「AI導入への期待と現実」

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ロボスタ編集部
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