モバイルバッテリーなどの製造・販売を手がけるAnkerによる、Alexa搭載の小型・低価格スマートスピーカー「Eufy Genie」がついに本日より日本でも販売が開始された。
Eufy Genieとは?
「Eufy Genie」はAmazon Alexaを搭載しており、小型で低価格な面など「Amazon Echo Dot」によく似た立ち位置のスマートスピーカーだ。違いを以下で説明していく。
一つ目は価格。本家Amazon Echo Dotは、米国で49.99ドルで販売されていたが、現在29.99ドルに値下げされている。一方Eufy Genieは、米国で34.99ドルで販売されていたが、現在24.99ドルに値下げされている。つまり「Eufy Genie」は「Amazon Echo Dot」よりも常に安く買えるという点がポイントだ。
価格以外の機能面でいえば、マイク数が「Echo Dot」の7つに比べて「Eufy Genie」は2つと少ない。また、Echo DotはBluetooth内蔵だがEufy Genieにはないなどの違いがある。
加えて「Amazon Echo」シリーズのみで使える機能が存在すること(メッセージ&コール、ウェイクワード変更など)などの機能差もある。
ただし一方で、「Eufy Genie」は「Echo Dot」よりも最大音量が200%向上しており、スピーカーとしての性能は高い。
Eufy Genieの国内価格は?
Eufy Genieの国内販売価格は4,980円となっている。一方、Amazon Echo Dotの国内販売価格は5,980円ということで米国同様、「Echo Dot」よりも「Eufy Genie」の方が安い設定となっている。
なお「Eufy Genie」、「Echo Dot」のどちらも招待制での販売となっており、すぐに誰もが入手できるものではない。リクエストをしていても招待されない「Echo Dot」待ちの方は、こちらもリクエストしておくのはおすすめだ。
なお今後の展開としてEufyブランドはスマートスピーカーに以外にもAmazon Alexaに対応したスマート家電の発売も予定しているという。そうなってくるとEufyシリーズのシナジーでより積極的に選ぶスピーカーになっていくかもしれない。
ロボスタ / Anker
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。