Actions on Google、16言語に対応、androidアプリとの連携、位置情報サポートなど強化

2018年2月26日、Googleが自社Google Developerブログにて、「Actions on Google」の機能強化を発表した。




Actions on Googleの対応言語増加

元々対応していたのは、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、イタリア語、ロシア語の9言語。

増加したのは、ヒンディー語、タイ語、インドネシア語、デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語、オランダ語の7言語。これで合計16言語をサポートとなった。

また、アプリ開発者がローカライズ、グローバル展開をしやすくする細かいアップデートも行われている。

Google Assistant自体も対応言語を増やしており、Amazon Alexa、Apple Siriと世界中でシェア争いが加熱しそうだ。


Google AssistantとAndroidアプリ連携


Google AssistantのアクションからAndroidアプリの特定の機能にリンクできるようになる。

例えば、ユーザーが駐車場の予約をした後、Androidアプリで予約状況やスポット詳細を知ることができる。


askForPlace機能


Google Places APIを統合した新しいaskForPlacが導入される。

この機能は、開発者がGoogle Assistantを使って会話中にユーザーの位置情報を使った処理を可能にするもの。把握した位置情報をユーザーに確認した上で処理をすすめるようなアプリケーションが開発可能になる。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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