トレンド調査:「AIスピーカー」より「スマートスピーカー」の呼び名が主流に

Amazon Echoや、Google Homeなどの新しいデバイスを何と呼ぶべきなのか・・・。

2017年11月にロボスタにて「Amazon EchoもGoogle Homeも「AIスピーカー」ではなく「スマートスピーカー」だ。」としてこの用語の現状について解説した。

そこから4ヶ月たった今、世の中的にどうなっているのかを改めて調査したのでお伝えする。


Googleトレンドでの検索回数推移は?

検索キーワードのトレンドを調べることができるGoogleトレンドを使って、検索回数推移の比較を行ったデータが以下の通り。




日本の過去12ヶ月のデータは、2017年10月頃に「AIスピーカー」がピークとなった。これはTVや新聞で報道された影響だろう。現在はそのマスメディアでの報道が減ったことでネットメディアで使われる「スマートスピーカー」が主流となった。しかし、検索数自体がピークから大きく減少している点も見逃せない。




アメリカ、もしくはすべての国を対象にすると「AI Speaker」は以前よりほぼ使われない。一方「smart speaker」の検索は日本と異なり、基本的に右肩上がりなのがわかる。



Google検索結果数では?

日本でのGoogleのWEB検索の結果、ヒットしたページ数を以下まとめた。

スマートスピーカー
  2017年11月 約 1,700,000 件
  2018年 3月 約 2,230,000 件

AIスピーカー」(半角英数字)
  2017年11月 約 921,000 件
  2018年 3月 約 1,190,000 件

AIスピーカー」(全角英数字)
  2017年11月 約 618,000 件
  2018年 3月 約 1,190,000 件

ヒット数で見ると「スマートスピーカー」が「AIスピーカー」よりも多い。またその傾向は一段と加速した。ニュースサイト、ブログ記事などで話題になることは増えており、検索ヒット数の増加は著しいことがわかる。


僕はこう思った:

またタイミングみて、継続調査します。




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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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