スマートスピーカー製造の「SONOS」がIPOを計画中?

スマートスピーカー製造の米国SonosがIPOの準備を進めているという。2018年4月5日、Varietyが報じた。



Sonosの最新の求人情報で、IPOに関連する法律や財務のスタッフを募集しているというのがその根拠だ。応募の中で、財務報告を公開企業のルールに準拠させるための準備を進めていると記載されているため間違いないだろう。

一方、Sonosの広報はこの件について肯定も否定もしておらず単に「IPOはすべてのハイテク企業が考えるものだ」とコメントしたという。




SonosのスマートスピーカーSonos Oneはこの市場の中では高音質志向のハイエンド商品。Google Home Max、Apple HomePodというライバルが登場がSonosに与える影響は皆無ではないはずだ。

Sonosは自社で音声アシスタントを開発していないというのがライバルとの大きな違いになっている。現在はAmazon Alexaをサポートしているが、SonosはGoogle Assistantをサポートする計画を発表している。さらにApple Siriのサポートにも感心を示しており、1台のデバイスに複数のアシスタントを搭載することを目指している。もちろん、音声アシスタント開発会社がそれを認めればという話になるが、ユーザーとしてはそういうデバイスの登場は歓迎したい。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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