Siriの開発責任者Tom Gruber氏がAppleを退社 Siri社創業メンバー最後の一人

元Google検索・AI責任者のJohn Giannandrea氏がAppleにジョインし、Siri開発を統括すると報じられてから新たな動きが起こった。


Photo: TomGruber.org

Siri社の共同設立者であるTom Gruber氏がAppleを去ったという。The Informationが報じた。

Tom Gruber氏は、2007年創業のSiri社のCTOかつVP Designを担当していた。2010年にAppleに買収されてからも継続してSiriの開発責任者として携わってきた人物だ。他の創業メンバーは数年前にAppleを退社しておりGruber氏が最後の創業メンバーだった。Gruber氏は転職するのではなく、引退して個人的に興味を持っていた写真と海洋保全に力を注ぐという。

今後、完全に新体制としてSiriチームを率いることになる元GoogleのJohn Giannandrea氏の力量に期待したい。

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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