「Amazon Alexa Accelerator 2018」数百社から選ばれた9社発表

2018年7月23日、Amazon Alexa Acceleratorに選ばれた9社が発表された。

Amazon Alexa Acceleratorは、スマートホーム、エンターテインメント、金融、企業、通信、自動車、輸送、健康などの領域でAlexaを使ってイノベーションを起こすことを目的として、音声領域のスタートアップを支援するプログラムだ。Alexa Fundが資金提供、TechStartsがマネージメントを行っており、今回の開催で2回目となる。

世界中の44カ国から数百社が応募したという今回のプログラム。その中から選ばれた9社は以下の通り。

Blutag
 小売業者とブランド向けの音声ショッピング支援サービス。

Conservation Labs
 水漏れ検知や水の使用量を減らせる手頃な価格のスマート水量計。

HelixAI
 実験室で使用するための音声デジタルアシスタント。

Imageous
 商業ビルオーナー向けのファシリティー管理用AIアシスタントサービス。

Jargon
 言語の壁をなくすためのオンデマンド会話翻訳サービス。

Novalia
 導電性プリントとマイクロコントローラを適用して没入感のあるタッチベースの
 エクスペリエンスを実現するサービス。

Presence AI
 中小企業向けの電話を置き換えるためのAI会話サービス。

Unruly Studios
 STEMと物理的な遊びを統合した子ども向けコード学習サービス。

Voiceitt
 非標準音声や難聴音声を理解するための音声認識サービス。

2018年10月9日のデモデーで実際のスキルやサービスがお披露目される予定だ。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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