家庭用ロボット掃除機を使用しない理由は?「子育て層のロボット掃除機使用」に関する調査レポートをコズレが公表

子育てに特化したインターネットメディア事業を展開する株式会社コズレは、子育て世代は、ロボット掃除機を発売する代表的企業であるA社の製品認知率は95.85%と非常に高いのに対し、その製品所有率は11.12%と極めて低くなっているとの調査結果を8月20日に発表した。


子育て世代が仕事に就くケースは増えているものの・・

2018年7月20日に厚生労働省より公表された「平成29年国民生活基礎調査」によると、児童のいる世帯における母の仕事の状況は「仕事あり」の割合が70%を超え、働く母が増えている一方で、気になるのが、働く母の家事負担。

内閣府の調査によれば、2011年からの5年間で、母親の育児時間を除く家事関連時間は、わずか15分しか短縮されていない。そのような状況の中、働く母の救世主となりえるのが「時短家電」であり、そんな時短家電の一つが「ロボット掃除機」だ。

それに対して、ロボット掃除機の認知度は高いものの、なぜかあまり利用率・普及率は上がらない、という冒頭の調査結果が出た。

同調査は、同社の子育てマーケティング研究所が、子どもがいる男女1801名を対象に「子育て層のロボット掃除機使用に関する調査」を2018年6月27日(水)~6月29日(金)に実施したもので、「ご存知のロボット掃除機を教えてください」、「A社のロボット掃除機を持っていますか」等について質問をした。



調査結果について

A社のロボット掃除機を所有していないと答えた被験者の未所有理由について質問すると、「価格が高いから」が58.09%でもっとも多く、ついで「家が狭いから」が20.37%、「本当にきれいになるのか不安だから」との回答が18.8%と続く。

A社のロボット掃除機未所有の理由(複数回答)【N=1532】

次に「お子さまとの生活の中で、ロボット掃除機を使用することにおける心配なことを教えてください」と“対子ども軸”での未所有者の課題を自由記述形式で質問し、子ども軸となる用語を抽出してみると、出現頻度の高い単語に絞り分析した結果、ロボット掃除機未所有者は、「怪我」(43.08%)、「故障」(23.76%)、「清掃力」(11.42%)、「衛生面」(9.79%)の順で、ロボット掃除機の利用に関して不安を抱えているということがわかった。

自由記述テキストの分類画像【N=1532】

さらに、末子の子どもの年齢が「妊娠期」、「0歳」、「1歳以上」のロボット掃除機未所有者で、それぞれ異なるのか知るためにクロス集計を行うと、順位には変化がなかったが、それぞれの項目の差には変化が見られた。

具体的には、全体に比べ、妊娠期では「怪我」に対する不安が大きく(45.15%)、0歳では「衛生面」に対する不安が大きく(12.44%)、1歳以上では「故障」に対する不安が大きい(29.60%)ことがわかった。

また、回答内容としては、例えば、0歳期には、「はいはいの際に排気を吸うこと」「ロボット掃除機をなめてしまうことを恐れている」との意見が、続く1歳期には、「子どものイタズラによるロボット掃除機の破損を心配している」といった内容が見られた。

ロボット掃除機利用時の心配事【N=1532】

今回の調査結果では、一見、ロボット掃除機を所有していないと答えた被験者の未所有理由の「価格が高いから」58.09%と見えるが、実際には、子どもの年齢ごとに変化する、価格以外の理由があるといえる。


なお、今回の調査については同社の公式ブログにて確認できる。

【調査概要について】
調査名:「子育て層のロボット掃除機使用に関する調査」
調査期間 :2018年6月27日(水)~29日(金)
調査対象 :子どものいる男女1801名
質問項目 :
・ご存知のロボット掃除機を教えてください
・A社のロボット掃除機を持っていますか など
関連サイト
株式会社コズレ

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ロボスタ編集部
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