アラームセットだけで5000種の言い方 Googleがこの2年で培ったVUIの知見の一部を公開

8月21日、Googleは、同社の音声技術やその利用動向に関する情報をブログにて掲載した。Googleアシスタントのリリースから2年が経過し、リリース後にGoogleが学んだことの一部が紹介されている。

まず、Googleアシスタントに対するリクエストは、「検索」よりも「アクション志向」のものが40倍多いという。「近くのお店を教えて」よりも「ライトを消して」といった行動を伴う指示が多いということだ。


Image: Google

また単純なコマンドであっても言い方がたくさんあるのだという。例えばシンプルなアラームのセットについても、5,000を超える方法で指示されているのだそうだ。上記の図は、そのごく一部の例を示している。日本語であっても「6時に起こして」、「6時にアラームをセットして」、「6時に起きる必要がある」など様々な言い回しがあり、これらの複雑な会話にもGoogleアシスタントは対応できるようになっているという。


Image: Google

Googleアシスタントは朝起きてから寝るまでの時間帯で、様々な場所で利用されている。そして、Androidでの使われ方とGoogle Homeでの使われ方に違いが生じているようだ。

朝Google Homeで天気・ニュースを聞き、通勤・通学・昼食時はスマホからテキストメッセージのやりとりや電話、レストランを探したりする。帰宅後はGoogle Homeで音楽を聞いて、寝る前にアラーム設定や予定を確認を行う。

音声技術は最先端の技術だが、利用はマニュアルなしで簡単に使うことができる。これもこの技術の特徴で、結果としてあらゆる年齢層、性別、エリアのユーザーが活用できている。最近では高齢者や女性のユーザーも急激に増えているという。


Source:Google Blog

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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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