Amazonエバンジェリスト畠中氏によるライブ授業が開催【デジタルハリウッド VUI/UX講座 Alexaスキル編】

8月26日、デジタルハリウッドSTUDIO渋谷で「VUI/UX講座〜Alexaスキル編〜」の第2回のライブ授業が開催されました。

今回の講師はアマゾンジャパン合同会社の畠中俊巳さんです。



アマゾンジャパン合同会社 アレクサビジネス本部 デベロッパーエバンジェリスト 畠中 俊巳さん




Amazonのフレームワークについて

Amazonのフレームワークは2種類あります。



1つ目は「Alexa Voice Service」です。


こちらはAlexaをデバイスに組み込むための技術で、どこでもAlexaを利用できるようにするものです。マイク・スピーカー・Wifiが搭載されているデバイスであれば、Echoのクローンが作れます。


こちらは誰でもどこでもAlexaを使えることを目指しています。



最近ではAlexaが搭載のTVが出てきていますが、これはTVの横にEchoを置くのと何が違うのでしょうか?


TVにAlexaを搭載すると、TVからの音と人間がAlexaに話しかける声の聞き取りをそれぞれ最適化することが可能になり、音声の認識率が上がるというメリットがあります。


これがTVの横にEchoを置くのだと、Echoが人間の声を聞き取る際にTVの音に邪魔されてしまうことが発生します。


現在、Alexaではタイマー機能の使われる頻度が高いのですが、ならば冷蔵庫にAlexaを組み込むと便利になるかもしれないという発想もあります。


このように利用者がどのようにAlexaを利用するかによって、デバイスにAlexaを埋め込むのか、Echoをそのまま使うだけでいいのかが変わってきます。


2つ目の「Alexa Skills Kit」は、Alexaのスキルを作るためのSDKです。こちらはAlexaの機能を拡張するための技術です。




Alexa Skills Kitについて


畠中さんからAlexa Skills Kitの説明と、出来ることと出来ないことについての解説が行われました。




音声インターフェイスとデザイン


音声インターフェイスデザインについてです。


プログラマーの方はスキルのコーディングからはじめることが多いそうなのですが、作りながらシナリオを考えていくと、どんどんとやらせたいことが増えていき煩雑になることがあります。


スキルを作る際にはそのスキルで何が達成できて、そのためにはどういうやり取りが発生するかを洗い出していってからコーディングをするほうが、開発がスムーズにいきます。Amazonではグローバル的にもこちらのやり方に力を入れていこうということになっているそうです。


Amazon Alexaが出て4年が経過し、Amazonの中で蓄積された知見は「Alexaアプリのベストプラクティス」で無償で公開されています。


スキル開発の際には必ずこちらをご覧になることを畠中さんはおすすめしています。



ほかにもVUI設計のコツ、コードのコツについてもお話がありました。




Alexaスキルアワードについて


このVUI/UX講座では、「Alexaスキルアワード」へ自分で作ったスキルを応募するという目標があります。


受講生のみなさんが現在作成中のスキルについてみんなの前で紹介を行い、畠中さんからのアドバイスが行われました。

どうしたらアイデアが実現できるか、ここを直すと更に良くなるといったようなアドバイスは参考になります。




授業はこれで終了です。


続いて希望者で行われたもくもく会で、Amazon Alexa スキルアワードに応募するスキルの作成を行いました。


次回以降のライブ授業の予定は以下の通りです。


次回以降の講義内容
9月5日 19:30~21:30 面白法人カヤック
9月19日 19:30~21:30 株式会社TOKAIコミュニケーションズ

それぞれの講義の様子はロボスタでレポート予定です。お楽しみに。

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北構 武憲
北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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