SONOSがIFTTTに対応 スマートスピーカー「SONOS One」を家電連携させよう

米SONOSが自社スピーカーラインナップをIFTTT(イフト)に対応したことを明らかにした。

SONOSは、Alexa搭載スマートスピーカー「SONOS One」などを製造・販売しているメーカーだ。2018年秋に国内販売、2018年内にGoogle Assistant対応を予定しており、サードパーティー製スマートスピーカーの人気ブランドとして注目の存在だ。

一方、IFTTTは複数のプラットフォームを連携し、組み合わせて使うことができるようにするWEBサービス。既に何百ものスマートホーム製品、ウェブサービス、コンテンツプロバイダーを統合しており、今回SONOSが対応したことはSONOSユーザーにとっては朗報だろう。



SONOSデバイスで対応したIFTTTのアクションは、基本的な音楽再生の制御(再生・一時停止・次の曲・前の曲)、ボリューム制御(音量アップ・音量ダウン・ミュート・ミュート解除)、予め定義したお気に入り再生(曲、アルバム、アーティスト、プレイリスト)などがある。

このSONOSのアクションをIFTTTに用意された何百万のアプレット(レシピ)を活用して連携することができるようになった。

現在公開中のSONOS公式のIFTTTアプレットは15種類。例えば、帰宅するとSONOSで音楽再生、電話に応答するとSONOSをミュート、Google Assistantでお気に入り曲を再生、Uberが自宅に到着したら音楽停止、といったものが用意されている。







もし欲しいアプレットが用意されていなければ、自分でアプレットを作ることもできる。

Microsoft Cortanaや、LINE ClovaもIFTTTに対応したこともお伝えしたが、IFTTTを使いこなせればスマートスピーカー、スマートデバイス、WEBサービスをより連携させて活用できるので勉強する価値はあるだろう。

Source:IFTTT / SONOS

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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