感性を解析するパーソナル人工知能開発のSENSY株式会社は、ジーンズを中核アイテムとしたカジュアルウェア販売を行う株式会社ライトオン(Right-on)と共同で、新しいレコメンドサービス“ONIAI”をスタートさせることを9月27日に発表した。
同サービスは同社が開発した新たなアルゴリズムを用いて、「キミにいちばんお似合いの服を。」をテーマに、希望のアイテムやちょっと意外なもの、今まで試したことのないアイテムなど、AIが角度の異なる4種類のレコメンドを行うものだ。
「ONIAI」サービスについて
今期40周年を迎えたRight-onのECサイトリニューアルオープンに合わせ、SENSYの感性を解析するパーソナル人工知能を導入し、更に楽しく便利なお買い物体験を目指した今回のサービスを開始。
一般的なレコメンドサービスは、ECサイトで見たものや過去に購入したもので需要を予測するが、新アルゴリズムの同サービスでは、Right-onスタッフのセンスや意見も反映される。スタッフが実際に2,400ものスタイルサンプルを1つ1つ確認し、その結果を取り入れたアルゴリズムで、専属スタイリストと一緒に商品を選んでいるような感覚になれるサービスだ。
また、おすすめアイテムを組み合わせたコーディネートの提案をするコンテンツや、ECサイトで自分に合うジーンズを選ぶのが難しいというユーザーの不安を解決するため、ジーンズ選びをお手伝いする「運命のジーンズ」も公開される。
Right-onのメインアイテムとなるジーンズに特化したレコメンドサービス。ユーザーの好みにあったジーンズを提案する。
2、“いつものANSHINアイテム” レコメンド
ユーザーの好みに合った、「よく買うアイテム」の提案を行う。
3、“キミにONIAIコーデ” レコメンド
興味のあるアイテムを軸に、おすすめのコーディネートを提案する、AI機能とRight-onスタッフで作るレコメンドサービス。店頭で購入の商品と合わせた別アイテムをスタッフが提案するように、ONIAIでもユーザーの好みだけでは探せない、新しいアイテムやコーディネートの出会いをセッティングできる。
4、“スタイリングのススメ” レコメンド
ユーザーが興味のあるアイテムを軸に、ユーザーの好みに合わせたスタッフスタイリングをおすすめ。店頭でスタッフがコーディネートを提案するように、ONIAIでも、よりアイテムを具体的にユーザーにイメージできる。
両社は、今後はこの技術を、EC (オンライン)と店頭 (リアル)の垣根を超えた「Right-onのスペシャルな顧客体験の創造」に活用していくプロジェクトとしているとのことだ。