NECら7社、LoRaWANネットワークの実証実験を栃木市で開始

日本電気株式会社、ケーブルテレビ無線利活用促進協議会、NECマグナスコミュニケーションズ株式会社を含む7社は、ケーブルテレビ網を活用した「LoRaWAN (低電力広域無線ネットワーク) インフラ提供サービス」の実現を目指し、LoRaWANネットワークを用いたLPガス遠隔検針実証実験を栃木市内にて2018年10月より開始したことを発表した。

LoRaWANは、IoT向け無線通信技術を用いたネットワークで、少ない電力で、長距離、拡散通信を可能にする。今後は灯油タンク残量の遠隔検針も実施する。また、他エリアでの展開も予定しており、準備が整い次第エリアの拡張を図っていくという。

実証実験に参加している7社

NECマグナスコミュニケーションズ株式会社、日本電気株式会社、ケーブルテレビ無線利活用促進協議会、ケーブルテレビ株式会社、須田商事株式会社、Innovation Farm 株式会社、ゼロスペック株式会社

実証実験のイメージ

また、「LoRaWANネットワーク」の利用を検討するサービス事業者を対象に、同実証実験への参加を募集している。7社は実証実験を通じて技術的な課題の抽出・改善を行い、安全・安心・安定な LoRaWANネットワークを実現すると共に、地域に根差したケーブルテレビ事業者のインフラを活用して地域社会の発展を目指す。

(トップ画像はLoRa Alliance公式ページより)

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム