【全国初】複数台の自動運転車が同時遠隔監視で走る!交通量の多い青梅街道、約1.5kmをレベル3で走行

損保ジャパン日本興亜は、交通量の多い青梅街道で「レベル3」の自動走行の実験を実施した。複数台の自動運転車両を同時に遠隔監視する実証実験は全国初だと言う。
距離は、同社の本社ビル(西新宿)から、プライムアシスタンス本社(中野坂上)までの約1.5km。自動運転車の操舵・制動のPIDパラメータや障害物(前方車両や駐車場ゲート)との距離などを、勾配・カーブ曲率・速度等に応じて適応させる工夫を加え、本番の自動走行デモ実験に備えたという。

青梅街道の自動運転走行の様子


同実証実験の概要

損害保険ジャパン日本興亜は、自動運転社会における損保会社が果たすべき役割の研究を加速させる目的で、遠隔型の自動運転運行サポート施設(コネクテッドサポートセンター)をプライムアシスタンス株式会社に開所した。今回の実験はそれを記念して実施したものだ。
走行実験の発表は埼玉工業大学発の自動運転ベンチャーである株式会社フィールドオートが行った。同実験は、ティアフォー、プライムアシスタンス、アイサンテクノロジー、KDDI、マクニカの協力により行われ、フィールドオートはティアフォーの依頼で技術協力したと言う。(フィールドオートはティアフォーの出資により本年6月26日に設立された、国内私立大学初の自動運転技術の研究・開発を産学連携で推進する、埼玉工業大学発の自動運転ベンチャー)

共同の実証実験は以下の2つの内容の試験と確認が主な目的。

1 運転席が無人の自動運転車両(レベル4)を、遠隔地の運転手が監視、緊急時に介入。
2 4台の自動運転対応車両(うち2台は、運転席の運転手が緊急時に介入する自動運転走行)が公道走行し、遠隔地で監視。



【動画】埼玉工業大学自動運転車行動実験

2018 9 27 損保ジャパンからハーモニーホール 隊列走行本番 操舵・制動

同社は、今回の実験に参加したことにより、新たな経験と知見を得たとし、今後も、自動運転社会の早期実現に積極的に貢献したいと述べている。

株式会社フィールドオート
同社は、国内私立大学初の自動運転技術の研究・開発を産学連携で推進する、埼玉工業大学発の自動運転ベンチャー。戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における埼工大の自動運転実証実験の経験・ノウハウを生かし、オープンソースの自動運転ソフトウェアを開発・提供するティアフォーのサポートを中心に事業を展開。
台場周辺地域にて公道における実証実験を開始しており、私立大学として唯一、世界的な大手自動車メーカーと共に実証実験を実施している。
なお、同大学は、AIの時代の人材育成に向けて、工学部情報システム学科にAI専攻を2019年春に新設予定とのことだ。

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ロボスタ編集部
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