遠隔操作ロボットの市場予測レポートをResearch and Marketsが発売 バーチャル会議、医療分野で需要拡大を予想

「バーチャルミーティングによる企業の業務効率の向上は、テレプレゼンスロボット市場の大きな推進要因となっている。」
「モバイルテレプレゼンスロボットは2017年に市場シェアを拡大​​した」
「最も伸びる市場は医療分野」

国際市場調査レポートおよび市場データの情報を持つResearch and Markets社が「Global Telepresence Robot Market Forecast to 2023」を発表した。このレポートには、遠隔ロボット全般の市場の動向と、ロボットの頭部やボディなど部分ごとの市場予測、遠隔ロボットの活用分野別などのレポートで構成されていると言う。

レポートによると、遠隔操作ロボットの市場規模は、2018年が約1億4580万ドル、2023年には3億1660万ドルまで成長すると予測、その成長率は16.5%像を見込んでいる。遠隔操作ロボット市場は地域別に4つに分類、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋、その他の地域にわけている。

現在、遠隔操作ロボットが使われる用途と目的は・・
・仮想会議による企業の業務効率の向上
・医療業界からの高い需要
・低コストで利用できる支援デバイス
の3つがメイン、としている。
その中でも安定しているのは医療業界からの需要で、患者のチェック、遠隔訪問、患者が時間通りに薬を服用することを思い出させるほか、医療やその他の目的で医者や看護師に連絡するなどのタスクを遠隔ロボットが代行する。


静止型と移動型

レポートではタイプ別のテレプレゼンスロボット市場として、「静止型(固定型)ロボット」と「移動型ロボット」に分けている。移動型テレプレゼンスロボットの市場は、静止型より高い成長率になると予想されている。静止型テレプレゼンスの適用は、主にトレーニング目的に利用されるのに対して、モビリティ機構を備えたものは、防衛、監視、セキュリティなど、いくつかの分野で実用的にシステムが既に見られるとしている。

ユースケース別に見ると、倉庫、監視、防衛、教育、医療、企業、ホームケアなどに分けられる。ヘルスケアの市場は、2018〜2023年の間に成長率が増伸すると見込んでいる。リモート制御されたテレプレゼンスロボットにより、患者はロボットを通じて医師に相談したり説明を受けることができる。外科医師が操作する遠隔ロボットの手術によって人命が救われる可能性も高い。これらのメリットは、医療分野におけるテレプレゼンス市場全体を推進している。また、教育分野での市場にも期待が膨らんでいる。


レポート全容は有料

このレポートではカメラ、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォンなど頭部の機構別に分析が分類されているようだ。本体は電源、センサーおよび制御システムに加えて、車輪、ボディ材料および付属品を含む移動機構やその他の構成要素の資料も見られるようだ。市場規模の見積もりや、市場の成長を左右する重要な要因、制約、課題、機会に関する情報、競合他社のステークホルダー、競合他社のエコシステム、製品の発売、買収、拡張、パートナーシップなどの成長戦略も含まれており、価格は€5120(約66万円)。

※ 冒頭の画像 YouTube 「iRobot Ava 500 Video Collaboration Robot」より

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをする傍ら、バンタンゲームアカデミー東京校にてゲーム企画を学んでいる。好きなロボットはユニコーンガンダム(最終決戦仕様)。好きなゲームはレインボーシックスシージ。好きな四字熟語は十人十色。まだまだロボットはわからないことが多いですが、これからもっと勉強していきます!

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