
身体能力の優れたロボットを開発してきたボストンダイナミクスは、ヒューマノイド「Atlas」の次のステージを製造工場での実用化に定めている。同社が韓国の現代自動車(ヒョンデ)グループ傘下であることから、自動車工場でヒューマノイドが導入されるよう、開発とトレーニングをおこなっている。
ただ、ヒューマノイドが工場、倉庫、家庭などに導入され、溶け込むことは容易ではない。「少なくとも周囲の世界、つまりロボットが相互作用する物体や環境の形状と状況の両方を包括的に理解する必要がある」と同社も考えている。
これらのタスクを俊敏かつ柔軟に実行するため、Atlasには俊敏で柔軟性に優れる認識システムが必要として、YouTubeで開発とトレーニングの動画を公開した。この動画では「オートダビング版」(動画の自動翻訳と吹き替え機能を活用した動画)が用意され、解説を日本語で聞くことができる。
7分以上の長尺な動画だが、タイムラインで2分以降、日本語での解説がつくので、開発の現状を理解するのに最適な動画となっている。
■ 知覚と適応性 | Atlasのラボ内
なお、詳細な解説(英語)は下記のページで確認できる。
https://bostondynamics.com/blog/making-atlas-see-the-world/
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