LenovoがCES 2019でAmazon Alexa搭載のスマートタブレット「Lenovo Smart Tab」を発表した。AlexaとAndroidの2-in-1タブレットデバイスとスマートドックの組み合わせた製品だ。
普段はタブレットとして使い、スマートドックにセットすればディスプレイ搭載のAlexaデバイスとして使えるというもの。ドックには3Wのスピーカーが搭載されており、タブレット単体よりもオーディオを楽しめるようになっている。またドックには音量調整ボタンやミュートボタンもあり、3つのファーフィールド対応のマイクが内蔵されている。ドックにセットしてある状態ではEcho Showのような使い勝手になるはずだ。
Lenovo Smart Tabのラインナップは2種類で 上位版のP10と廉価版のM10がある。どちらも10.1インチディスプレイのタブレットだが、P10のほうがM10よりもストレージ、メモリ、スピーカー、カメラ性能などが上回っている。価格はP10が299.99ドル〜409.97ドル、P10が199.99〜309.97ドルとなっており、それぞれストレージ、メモリ容量によって価格は異なる。仕様にもよるが、Echo ShowとFire Tabletを買うよりお買い得になりそうだ。
Source:Lenovo
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。