IoTやAIも学べるプロトタイピング専門スクールが開講へ 社会へのアウトプット見据える

dotstudio株式会社は、プログラミングとプランニング(企画)の両方を兼ね備えたプロトタイピング(試作開発)スキルの習得に特化したプロトタイピング専門スクール「ProtoOut Studio(プロトアウト スタジオ)」を2019年6月に秋葉原に開校することを発表した。それに伴い4月15日より開校説明会が行われる。

ProtoOut Studioはプログラミングとプランニング(企画)を兼ね備えたプロトタイピング(試作開発)スキルの習得に特化したプロトタイピング専門スクール。プロトタイプ開発に効率的なスキルセットを厳選し、今までのプログラミングスクール等にはなかったAPIの活用に特化。技術的な専門知識を深めるという考えよりも、技術を幅広く扱い手段を多く持てる応用的なカリキュラムを展開し、未経験から半年でプロトタイピング能力を身につけ、アイディアをカタチにし、社会にアウトプットするまでを徹底的にサポートしてくれる。


現状のカリキュラム案

スクールの受講期間は3ヶ月〜6ヶ月で、授業は毎週土曜日に開かれる。最初の1ヶ月はプログラミングの基礎となる開発言語JavaScriptを習得し、2ヶ月目は「LINE BOT」開発などのAPIに着手。ハッカソンを間に挟みつつ、3ヶ月目より「IoT」「AI」「ブロックチェーン」「VR/AR/XR」から希望するコースを選択し、専門知識を(深めるよりも)幅広く扱う、つなぎ合わせる能力を培いながらプロトタイプを制作する。卒業時にはベンチャー企業などの経営陣やベンチャーキャピタルにプロトタイプを披露し、社会にアウトプットするまでを見据えた開発を経験することができる。

授業レベルは、エンジニアスクールに通ったことがあるか、または同等のプログラミング経験がある方を想定したものだという。サービス/プロダクトを作れるようになりたい、仕事の幅を広げたい、仕事への応用として知識が欲しいを対象としており、現在エンジニアとして仕事をしている方や既にプロダクトを作ったことがある人は一定額が免除になる可能性がある。プログラミング完全未経験の方は、Progateなどのプログラミング学習サイトで事前学習をしてもらった上で、簡単な試験を行い可否が判断される。

入学費用は5万円(税別)、授業料は35万円(税別)。授業料は後払い式で、5回目までの授業を受けた上で継続するかどうかを判断し、6回目の授業の際に入金をする仕組みだ。

入学希望者は説明会に参加したのち、入学試験を受ける。試験では、Node.jsやJavaScriptがどれくらい扱えるかのテストと、自分の手で何かを作り出し広めたいという「作りたい気持ち」を問う面接が行われるという。

説明会は、4月15日(月)、16日(火)、19日(金)、時間は19:30-20:30または21:00-22:00に、開発者・クリエイターのための近未来体験スペース「Granica」で行われる。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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