キングジム、Wi-Fiが不要なスマートリモコンを5月31日に発売 乾電池で動作、価格は約1万円
キングジムは、家電の赤外線リモコンの情報を学習し、スマートフォンを通じてまとめて操作できるスマートリモコン「エッグ」を、2019年5月31日(金)より発売することを発表した。同製品は、2019年2月18日(月)より実施したクラウドファンディングで、目標金額の約6倍の支援を集めた製品で、初年度販売目標数量は1万個となる。
スマートリモコン「エッグ」は、テレビやエアコンなど、さまざまな家電の操作をスマートフォンに集約し、専用アプリから操ることができるという製品。同製品は、AICO Technologies社(本社:シンガポール)が開発したもので、乾電池で動作する。価格は、税抜き9,800円。
追加したい機器の設定は、専用アプリ「AICO(対応機種:iOS10以降、Android6.0以降)」に事前登録されている29,000種類以上のプリセットから、メーカーと品番を検索してリモコン情報を追加するだけで完了する。また、登録のない家電でも、専用アプリに表示される手順に沿ってリモコンのボタン情報を手動で登録することができる。「エッグ」とスマートフォンはBluetoothで連携するため、Wi-Fi接続等の設定が必要なく簡単に使用できる。
機器を登録すると、帰宅時、照明と同じタイミングでテレビやエアコンの電源を入れる、映画を見る際にテレビとDVDをワンタップで起動させるなど、自分の生活に合った一連の動作をまとめて設定することができる。また、本体にはタイマーも内蔵されているので、時間を設定すれば、指定の時間に家電を操作することも可能だ。
さらに、IFTTTアプリと連携することで、Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーに対応し、声で家電を操作することもできる(スマートスピーカーを使用する際は、Wifiが必要になる)。
同製品は、AICO Technologies社が開発したもので、日本にはキングジムを通じて販売される。価格は、税抜き9,800円で5月31日より販売される。また、本体に必要になる単3形アルカリ乾電池2本は別売りとなる。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。