NTT東日本が小学生向け接客ロボットのプログラム教室開催へ 「論理的思考」「表現力」を実用的に学ぶ
ふじみ野市立上野台とNTT東日本 埼玉西支店は、「上野台小サマーチャレンジ2019」の一環として、コミニュケーションロボット「Sota」のプログラミング体験教室を8月1日に開催することを発表した。体験教室は、上野台小学校の小学5年生・6年生(約36名)および保護者を対象としている。
「上野台小サマーチャレンジ」は、ふじみ野市の文化・スポーツ振興課をはじめ市長部局やPTA、学校応援団、地域の諸団体、企業、各種学校等が連携して行う夏休みの体験授業。この取り組みは、市が「温かい絆で結ばれた郷土ふじみ野」を背負って立つ人材の育成に向けて行っている。
体験教室では「Sota」を接客ロボットにプログラミング
サマーチャレンジのプログラミング体験教室では、「楽しく学ぶ」「先端技術に触れる」「プログラミングの考え方を学ぶ」「論理的思考、表現方法を学ぶ」を体験コンセプトとして「Sota」を接客ロボットにプログラミングする。
授業は、プログラミングとは?から始まり、「Sota」が接客するお店を決め、メニュー表を作成。プログラミングを練習して、Sota用のプログラムを作成し、プレゼンテーションを行う。という構成案になっている。講師はNTT東日本 埼玉西支店の社員が務める。
授業後は、体験教室で作成したプログラムの画面キャプチャ、お店のメニュー表や発表の様子等の各種画像データは児童に渡し、夏休みの自由研究に活用できるようにする。児童はデータを写真化し、プログラミング体験の内容をまとめて、自由研究として提出する。
体験教室の狙い
プログラミング体験教室では、「話す」「動く」コミュニケーションロボットを扱うことで、楽しみながらプログラミングの考え方が学べ(楽しく学ぶ)、学習用機器ではなく、実際の社会での活用や様々な実証実験が行われているロボットを扱うことで、ICT・科学技術全般への興味・関心を促進する(楽しく学ぶ)。プログラミングでは、ブロックを組み合わせてロボットを動作させることで、「プログラミング的思考」を体感的に学び(プログラミングの考え方を学ぶ)、接客でのロボット活用を考える(どう表現、伝達させるか)ことで「論理的思考」「表現力」を実用的に学ぶことができる(論理的思考、表現方法を学ぶ)。
上野台小学校
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。