2019年9月4日、AmazonがベルリンでFire TVに関する発表イベントを行った。
このイベントで過去最大となる20機種以上の新しいFire TVデバイスが発表されたのでまとめて紹介したい。
Fire TV Cube(第2世代)発表
見た目はFire TV Cube(第一世代)と同じだが、中身がアップデートされた。高速処理を可能にするヘキサコアプロセッサ搭載により、さらなる滑らかな視聴体験に加えて最大60fpsの4K UHDとDolby Visionコンテンツへの素早いアクセスを実現。価格は119.99ドル。10月10日に出荷予定。日本での発売は先程お伝えしたとおりだ。
AnkerからFire TV搭載サウンドバー発表
Anker製の世界初となるFire TV組み込みサウンドバー「Anker Nebula Soundbar」が発表された。4K Ultra HD、Alexa音声制御、Dolby Visionパススルーなどをサポート。価格は229.99ドル。米国、カナダ、英国、ドイツで発売され、11月に出荷開始予定となっている。
東芝が65インチの新Fire TV EditionスマートTV発表
AmazonとToshibaが新たに「Toshiba 65-inch 4K Ultra HD Smart LED TV HDR – Fire TV Editionを発表した。Dolby Vision搭載の65インチモデルで、価格は599ドル。来月AmazonとBestBuyで発売予定だ。
Amazon dayone blog
ヨーロッパでFire TV EditionスマートTVのラインナップ拡充
ドイツとオーストラリアにおいて、Grundigと協力して11種類の新しいFire TV EditionスマートTVを発売予定。MediaMarktSaturn Retail GroupのIMTRONと協力して、Fire TV Editionスマートテレビのラインアップを発売予定だ。
またイギリスにおいてはDixon Carphoneと協力して今年後半にJVC初のFire TV Editionスマートテレビを発売予定だ。
Amazon.com / Press Room
フランス、イタリア、スペイン向けにFire TVデバイスの拡充
Alexa対応音声認識リモコン付属のFire TV Stick、Fire TV Stick 4Kをフランス、イタリア、スペインで提供開始となった。
Amazon dayone blog
Alexa関連特集 (ロボスタ)
ABOUT THE AUTHOR /
中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。