休校で家にいる子どもたち向けにタマゴ型の会話ロボット「タピア」を無償で貸し出す。
独自のAIシステムやコミュニケーションロボットの開発・製造・販売を行うMJIは、新型コロナウイルスの影響による休校などで在宅が増える子どものいる家庭に向けて、コミュニケーションロボット「Tapia」(タピア)の期間限定無償レンタルを開始することを発表した。
対象製品は3月末より提供予定のサービス「Tapia Pocket」(タピアポケット)のタピアβ版。MJIは、春休み前の急な休校措置で困っている家庭に役立てたい考え。ロボット「タピア」とそれに付随するサービスを提供する。
スマホアプリとリンクした家族だけビデオ通話・みまもり
子どもがスマートフォンを持っていなくても、家族はスマートフォンの専用アプリで、自宅のタピアを通してビデオ通話の発着信ができる。リンクした人だけが使える機能で、知らない人からビデオ通話がくることはない。みまもり時には誰がみまもっているかをタピアが発話し、画面部分に名前が表示される。在宅中に子どもがいるリビングなどに、タピアを設置することを推奨。
URL:https://mjirobotics.co.jp/tapiapocketform/
レンタル期間:3/5(木)~3/20(金)申込手続き完了次第随時発送
レンタル対象:在宅待機となる小学生の子どもがいる個人の家庭が対象
タピアポケットβ版で利用できる主な機能
おはなしモード
タピアと楽しく会話&各機能の音声操作も可能。
予定表
目覚ましのほか、おやつの時間、お片付けの時間などカレンダーから登録できる。
タピアでみまもり(※リンクした専用アプリのみ使用可能)
職場や外出先からご家庭内のお子様の様子がみまもりできる。タピア側にはみまもりしている人の名前が表示。
カメラ
撮った写真はタピア本体に保存。専用アプリからも保存した写真の閲覧・保存ができる。
音楽
MicroSDカードに子どもの好きな音楽を保存して、タピアに挿入すればタピアで音楽再生可能。
辞書(Wikipedia)
知りたい言葉はタピアで音声検索。検索結果は文字と画像で案内。
タピアでんわ(※リンクした専用アプリのみ使用可能)
顔をみながらビデオ通話できる。専用アプリ・タピアからそれぞれ発着信ができる。
ニュース
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会話ロボットもサブスクへ!月額定額制サービス「Tapia Pocket」(タピアポケット)発表、月額5,480円 みまもり、ビデオ通話、ニュース等
*タピアの使用にはインターネット環境が必要。タピアの通信はWi-Fi、一部のドコモ回線のMicroSIMに対応。ただしWi-Fi接続を推奨。
*レンタル台数は数に限りがあり、なくなり次第終了。
*この製品は医療機器ではなく、緊急通報や生命監視には利用できないことを了承の上、申し込み。
*使うネットワーク環境によってビデオ通話時に画面が表示されない場合等がある。その場合は別のネットワークに接続のこと。
詳細は申込みURLを参照。
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