AIが店内の混雑状況を分析し、混雑時は入店を自動で制限するサイネージシステム ビズライト・テクノロジーが発表

ビズライト・テクノロジーはスーパーマーケットなどを運営する宍倉株式会社の協力のもと、小売店舗での3密(密閉・密集・密接)を防ぐため、AIで混雑状況を掲出し、入店者数を制御するデジタルサイネージシステムの提供を5月7日に開始することを発表した。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ステイホームが浸透する一方で、生活インフラであるスーパーなどの小売店では買い物客が増えている。一部の店舗では、従業員が店内の状況を確認し、混雑時には人が入りすぎないように案内するなど、3密回避の取り組みを行なってはいる。しかし、こうした案内業務は店舗スタッフに高いリスクを強いる可能性があり、業務上の負担も大きい。

そこでビズライト・テクノロジーは買い物客と従業員の生命を守るために、AIセンシングによって店内の混雑状況を入り口のディスプレイにリアルタイム表示するとともに、入店者数を制御する仕組みを構築した。これにより店内の3密回避を行い感染リスクの低減を図る(当面は試験的に表示の切り替えを店舗スタッフが手動で行う)。
また混雑状況をホームページでも確認できるようにした。来店前にスマートフォンやパソコンで顧客が混雑状況を確認することができる。

入場可能時のイメージ

入場不可時のイメージ

導入の第一弾は、宍倉が運営するスーパーマーケット「フードランド レオ 誉田店」(千葉市緑区)で開始。第1フェーズと第2フェーズの2段階で進めていく。


■第1フェーズ:2020年5月7日(木)から
店舗入口に設置したディスプレイで店内の混雑状況を表示し、混雑時には入店規制の表示を行う。表示の切り替えは店舗スタッフがボタン操作のみで行う。

■第2フェーズ:2020年5月14日(木)からを予定
AIセンシングによって店内の滞留者数を計測し、計測結果に応じて表示の切り替えを自動化し、従業員の作業と精神的負担を軽減する。また同じ情報は来店前にあらかじめWEBサイト(スマートフォンにも対応)で確認することができる。

さらに今後、同システムを発展させて、来店者属性と販売データを紐付けた売上向上と品出しなどの業務の効率化を目指し、お客の利便性と、従業員の安心安全の向上を目指す。これらはすべて、関連する法規やガイドラインを厳密に遵守し、プライバシーには十分配慮して行なっていく。

ビズライト・テクノロジーはハードウェアが分かるソフトウェア開発集団として、Raspberry Piをコアとしたエッジボックス「BH」の提供とともに、エッジAIとIoT分野への取り組みを強化し、2020年7月よりカメラ一体型デバイスの発売も予定している。2020年4月からは、埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線、東急目黒線直通)の車内において、AIテクノロジーを利用したダイナミックデジタルサイネージのメディア開発と運用を行っている。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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