
株式会社MUJINは、物流業界向けに都内最大級の同社ロボットセンターの特別内覧会を開催、デモや相談会を行うことを発表した。同社は産業用ロボット向け知能ロボットコントローラーやソフトウェアの開発で知られ、ピッキングやバラ積みピック用ロボット、デパレロボット、自動運搬ロボット(AGV)などの開発と提供も行っている。
また、AI関連では比較的ユニークな「モーションプランニング」技術が有名だ。
場所は、昨年8月に同社が東京・辰巳にオープンした「MUJINロボットセンター」。
同社は「新型コロナウイルス感染拡大により、さらに自動化の需要が高まっている時勢を鑑み、物流に関わるお客様のための特別内覧会を開催いたします。知能ロボット実機によるデモンストレーションのご見学のほか、物流の自動化に関する個別相談を承ります」としている。
内覧会の概要
【日程】7月28日(火)~7月30日(木)
【時間】3部制(10:00~/13:00~/16:00~)
【場所】東京都江東区辰巳3-8-5(MUJINロボットセンター)
【申し込み】https://www.mujin.co.jp/private-show-2020-mid/
※締め切り:7月15日(水)
プログラム予定
1.実機によるデモンストレーション
圧倒的性能を誇る最新デパレタイズロボット・パレタイズロボットをはじめ、AGV(無人搬送車)やCTU(コンテナ自動保管ユニット)等の搬送ロボットとの連携や世界初の混載通い箱段バラシロボットの、実機を使用したデモンストレーション。
2.物流自動化相談会
「この工程の自動化は可能か?」「概算費用を知りたい」など、物流自動化の質問・相談に、最新動向やWebでは公開していない事例を交えて応える。
募集開始後すでに多くの応募があるため、申込みは下記より早めがオススメとのこと。
https://www.mujin.co.jp/private-show-2020-mid/
※内覧会開催につきまして、新型コロナウイルス感染・拡散防止策を実施し、お客様と従業員の安全に配慮して開催する、としている。
MUJINは、産業用ロボットのコントローラ・3Dビジョンを中心とする知能制御機器総合メーカーです。
従来のロボットは操作方法がメーカー毎に違う上、その設定の複雑性から、繰り返し作業の自動化には適しているものの、扱う対象物や周辺状況が変動するような場面では、導入が難しいとされていました。
MUJINはその課題をモーションプランニングという技術により解決し、これまで人力で行わざるを得なかった物流、製造現場における重労働や単純作業をロボットで自動化するソリューションを提供しています。
【会社概要】
会社名:株式会社MUJIN(Mujin, Inc.)
設立:2011年7月
代表取締役CEO:滝野一征
事業内容:産業用ロボットのコントローラ・3Dビジョンを中心とする知能制御機器総合メーカー
URL:https://mujin.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ】
■内覧会に関する詳細・お申し込み
https://www.mujin.co.jp/private-show-2020-mid/
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