スシローがお皿のカウントを自動化 AIが画像認識して価格と数を自動計算! ISPのエッジAIを活用して回転寿司の省人化を推進

株式会社システム計画研究所(ISP)は、株式会社あきんどが展開している回転寿司のチェーン店「スシロー」の実店舗に、エッジAIを使って自動で会計の計算を行うシステムを新たに導入したことを発表した。今まで「会計」ボタンを押してスタッフが皿などの数を数えて会計金額を計算していたが、これをAIのカメラ画像処理によって自動化する考え。

このシステムは、スシローの利用者がレーンから取った皿をカメラでとらえ、AIが商品を画像認識して価格と数をカウント、ネットワーク経由で店舗システムと連携して自動で会計を行えるようにするもの。「スシロー」では自動案内システムを順次導入、セルフレジは既に全店で導入されている。今回、更に会計時の店舗スタッフによる皿の確認が不要となったことで、来店から精算までの省人化と非接触を同時に実現し、自動化を推進する。

システムを開発したISPは、製造や物流、土木建設など自動化・省人化を求められる分野において、現場の課題を解決するためのAIの活用とシステム開発を行ってきた。同社にとっては「スシロー」への画像認識による自動会計システムが、レストラン業態への初のシステム開発・導入となった。

ISPは、今回のシステム導入について、開発実績を通じて蓄積された AI と画像処理の実適用ノウハウを集約し、初期検討から AI 構築、システム化、そして店舗運用まで、現場と密接に関わりながら推進したと述べている。また、 来店客が数年間で約1億5000万人に及び、IT 活用に積極的な「スシロー」において、国内のみならず海外への店舗展開も見据え、新しい試みを推進して行くとのことだ。


AIによるスピーディーな開発でシステム化を加速

Deep Learning を活用しながらも少量のデータで学習・評価できる同社独自のAIコアエンジンを活用し、スピーディーに学習と精度向上プロセスを繰り返すことにより、レーンを流れる商品 の位置や角度、照明など諸条件の違いに対応するロバスト性の高さを実現。「スシロー」 の多様な商品群に対して、画像認識にて会計を行う高度な AI エンジンを構築しており、ISP がディレクションしたコンパクトで省電力ながら高度な演算が可能なエッジAI端末によるシステム構成で、サーバやクラウド連携が不要となり、対障害性が高く店舗への設置導入と既存会計システムへのアドオンをスムーズに行うことを可能にした。

ISPの人工知能事業内容
https://www.isp.co.jp/business/ai/

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