【動画あり】よしもと芸人がAIアバターに!第1号は「ゆりやんレトリィバァ」Yoshimoto ObEN AI Agency設立

吉本興業株式会社とObEN(オーベン)は、合弁会社「Yoshimoto ObEN AI Agency」を設立したことを発表した。ObENは、カリフォルニア州パサデナにある人工知能(AI)を開発している企業で、デジタル空間でコミュニケーションできるPAI技術で知られている。この発表に伴い、12月10日、ヨシモト∞ホールにて記者会見を行いプロジェクトに関する概要を発表した。
同社を設立したことにより、ObENは今後、吉本興業に所属する約6,000人のタレントとコラボしたAI技術によるエンターテインメントの新しいカタチを提供することができる。


会見当日は、株式会社よしもとセールスプロモーション取締役 志村一隆氏、ゆりやんレトリィバァ氏、野田クリスタル氏(マヂカルラブリー)が登壇。 ObEN CEOのAdam Zheng氏も中国よりオンライン参加し、合弁会社設立に関する概要説明、ゆりやんレトリバァの芸人初となるAIアバターや、3Dアバターを用いたバーチャルタレント事業について紹介した。

ⓒYoshimoto ObEN AI Agency


吉本興業×ObEN 合弁会社Yoshimoto ObEN AI Agency設立「よしもと芸人AIプロジェクト」発表記者会見レポート

アメリカ・カリフォルニアを拠点とするテクノロジー企業ObEN社と吉本興業による合併会社Yoshimoto ObEN AI Agencyの設立発表記者会見が、12月10日(木)、東京都渋谷区のヨシモト∞ホールにて開催された。よしもとセールスプロモーション取締役志村一隆、ゆりやんレトリィバァ、野田クリスタル(マヂカルラブリー)が登壇し、ObEN CEOのAdam Zheng氏は中国からオンラインで会見に参加。会見では、吉本興業に所属する芸人とObEN社のテクノロジーのコラボレーション事業となる「よしもと芸人AIプロジェクト」の始動発表など合弁会社の事業について説明した。


よしもと芸人AIアバターが切り拓く!新しいエンターテインメントの未来とは?

ObEN社はAIを使ったアバターを作り、コミュニケーションができるバーチャルおよびデジタル空間を生み出せる企業であり、「よしもと芸人AIプロジェクト」はこの技術を応用して、芸人を3Dアバター化するプロジェクトとなっている。アバター化された芸人は、言語の変換が可能なため、時間や言語の壁にとらわれず国境を越えてグローバルな活躍が可能になる。会見ではその「よしもと芸人AIプロジェクト」の第一号芸人AIアバターに選ばれたゆりやんレトリィバアが登場。ゆりやんは自身の3Dアバターの制作にあたり、声のサンプル提供と、360度からカメラで撮られる撮影を行ったことを振り返った。ゆりやん本人もまだ完成したアバターを見ていないなかで、約2年の制作期間をかけられたゆりやんのAIアバターが画面に登場した。

ⓒYoshimoto ObEN AI Agency

ダイエットに成功したリアルゆりやんよりも太ったゆりやんアバターが、自己紹介を行う。冒頭から「初めまして広瀬すずです」と一ボケ。その後も本物のゆりやんが言いそうなギャグを連発した。実物と遜色ない声やテンポで話していきますが、ゆりあやんが事前に声を吹き込んだわけではなく、収録しておいた声のサンプルを元にアバターが自由自在に喋っているとのこと。ゆりやん自身も驚き、さらに日本語だけでなく英語、中国語で話す映像が披露されると、「すごい」と驚きの表情を浮かべていた。

吉本興業は芸人が出演するゲームをこれまでも制作しているが、これからはゲームの中に3Dアバターを登場させることでさらに多種多様なゲームの製作が期待できる。会見では吉本初のゲームクリエイター、マヂカルラブリーの野田クリスタルが登場して、AIアバターを使った新作ゲームをお披露目。野田クリスタルは「とんでもないソフトができてしまった」とゆりやんのAIアバターを使ったゲームに自信満々の様子。「ゆりやんレトリィバアの上位互換にあたる」パーフェクトレトリィバアをゲームの中に取り入れることに成功したという。そこでリアルゆりあんと、ゲームの中のパーフェクトレトリィバアによる大喜利対決が行われ、会場は盛り上がりをみせた。今後の展望を聞かれた野田クリスタルは「アバターを利用して、芸人育成ゲームや芸人格闘ゲームなど、様々なゲームを作っていきたい」と語った。

3つ目のプロジェクト紹介ではイケメンVtuber陸斗がVTRで登場。陸斗の原画は薄桜鬼なども手掛けているカズキヨネ氏が担当していることも発表。日本語と中国語を流暢に話す陸斗の姿に会場は驚きに包まれた。今後は、中国のSNSやコンテンツプラットフォームでVtuberとして活躍を目指していくことが発表された。

ⓒYoshimoto ObEN AI Agency

技術が進化していけば、IPPONグランプリの一席がAIアバターになったり、アバターだけで番組を成立させる日がやって来るかもしれない。他にもカスタマーセンターのコンシェルジュとして活用されるなど、より実用的なアバターの利用も更に進化していくとのことであった。
今回の合弁会社の設立によしもとセールスプロモーションの志村一隆取締役は、「AIが作り出すものをリアルの芸人さんが取り入れて、交互にコミュニケーションをしていくと、お互いがより面白くなっていくのではないか」と未来への展望を語り、会見を締めくくった。

■【動画】【YOAA(yoshimoto oben AI agency)】ゆりやんレトリィバァ アバター自己紹介

■【動画】【YOAA(yoshimoto oben AI agency)】Vtuber 陸斗記者会見 自己紹介動画

▼「Yoshimoto ObEN AI Agency」会社概要

会社名 Yoshimoto ObEN AI Agency
所在地 新宿区新宿5丁目18番21号  
設立 2021年1月(予定)
代表取締役社長 志村一隆
事業説明 吉本興業のIP・コンテンツと、ObENの最先端テクノロジーを組み合わせ、3Dアバターを開発・育成。オンラインコミュニティでの、エンターテイメント、コミュニケーション、マーケティングに革命をもたらす。


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ロボスタ編集部
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