自律走行型農業ロボットを開発するレグミン、埼玉県深谷市で農作業受託サービスを加速 第三者割当増資も実施

自律走行型農業ロボットを活用して農業の効率化を目指す株式会社レグミンは、埼玉県深谷市を引受先として、第三者割当増資を実施したことを発表した。(画像左からレグミン代表取締役 野毛慶弘氏(左)、成勢卓裕氏(中央)、埼玉県深谷市の小島進市長(右))


深谷市に自動農薬散布ロボットを提案し、最優秀賞を受賞

同社は昨年10月に埼玉県深谷市が農業課題を解決する技術や事業プランを全国に募って開催したビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech Award 2020」において、人手不足や人件費高騰の解決策として自動農薬散布ロボットによる農薬散布サービスの提供を提案し、現場導入部門の最優秀賞を受賞した。この最優秀賞受賞に伴い獲得した深谷市からの出資交渉権に基づき、協議を重ねた結果、今回の第三者割当増資を実施。


同社は今後、深谷市を実証フィールドとして自動農薬散布ロボットによる農薬散布サービスを展開し、農薬散布に伴う人件費、作業負担、スキルによるムラなどの農家・農業法人の悩みを解決し、栽培面積拡大、農薬散布のコスト削減を実証していく。また、現在の農薬散布の機能に加えて、種まき、収穫などの機能を拡張し、日本の農業現場に必要とされる農業ロボットによる農作業受託サービスを深谷市とともに構築していく。


副賞の深谷ネギ10kg

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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