創業150年の「ゑびや大食堂」が寿司ロボットを導入 コロナ後の反動需要に備え、新事業の開発を進める

創業150年の「ゑびや大食堂」を運営する有限会社ゑびやは、店舗リニューアルを2021年7月1日に実施、寿司ロボットの実用を開始したことを発表した。



店舗リニューアルの背景

創業150年のゑびや大食堂は伊勢神宮の参道に位置する。2021年10月に予定している新規事業開始に向け、アフターコロナの反動需要に立ち向かう厨房の全面リニューアルをおこなった。寿司ロボットの導入を中心に大幅な効率化を実施することで、より少人数での食事提供が可能になるという。この取り組みによって生まれた時間を2021年秋に展開予定の新事業の開発にあて、伊勢地域の新しい需要にいち早く対応する考えだ。

寿司ロボット(ご飯盛付ロボット)


店舗リニューアルのポイント

寿司ロボットの導入
自動酢合わせ機と自動ご飯盛り機の導入で、2~3人の人手が必要だった一番の売れ筋商品「てこねずし」の準備が1人で可能になる。自動化により同じ業務をより少ない人数で対応できるようになる。


部門の一体化
壁や柱を撤去して、厨房を一体化し、ホール・キッチン・洗い場の各部門スタッフが、コミュニケーションを取りやすくなり、少人数体制でのオペレーションが可能になる。


提供時間短縮で満足度向上
広すぎたキッチンの導線レイアウトをシンプルにし、無駄な動きを大幅にカット。
それに伴い、顧客への提供時間が短縮され、満足度の向上が見込める。


オペレーション効率の可視化
人時売上が現場モニター画面上にて確認できるようになっていて、現場スタッフのオペレーション効率化への意識改革につなげる。



ゑびや大食堂とは

「ゑびや大食堂」は、1912年伊勢神宮のおひざもと、おはらい町にのれんを掲げてから100年を超える老舗食堂。ゑびや大食堂では、美し國(うましくに)三重で育まれる極上の海の幸、山の幸など、食材の約90%を三重県産のものを使用。人気商品は、三重の郷土料理「てこねずし」。同食堂は「地元ならではの料理と最高な素材で、旅の中の贅沢なひと時を提供しております」とコメントしている。


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