クリップ残量で大浴場の混雑状況を可視化 「風呂空いてる君」申込み受付開始 大浴場入口でスリッパを脱ぐ動作を利用

ハッピーコンピューター株式会社は旅館や民宿、ホテルの大浴場の混雑状況をスマートフォンや館内のデジタルサイネージなどでいつでも確認できるようにするサービス「風呂空いてる君」を公開し、9月2日(木)に先行案内を開始したことを発表した。


大浴場の混雑状況可視化サービス

新型コロナウイルスの流行に伴い、ある空間の混雑状況を可視化したいというニーズが様々な業界で高まっている。宿泊業界においては特に宿泊客が自由なタイミングで利用することになる大浴場の混雑状況を可視化したいという要望が多く、余力のある宿泊施設は十分な投資費用をかけて大浴場の混雑状況可視化システムを導入、運用している。

しかし、コロナ禍の中奮闘する多くの宿泊施設にとっては、大浴場の混雑状況可視化を行うために人員を割いたり十分な投資費用をかけたりする余裕がなく、大浴場の混雑状況可視化を行っている宿泊施設はごく一部にとどまっている。

「風呂空いてる君」は申込みから1週間で導入可能な、宿泊施設の大浴場の混雑状況可視化に特化したサービス。日本の温泉旅館などで文化として根付いている「大浴場入口でスリッパを脱ぐ」という動作を利用し、衛生のため自分が履いてきたスリッパの目印としてクリップをつけてもらい、IoT計量マットによりクリップ残量の重さを量ることで混雑度を測定する。

風呂空いてる君の仕組み。IoT計量マットによりクリップ残量を量り、人数をカウントする。

クリップを取ると重さが変化する。相対的に重さがどの程度減ったかで人数がわかる。

自分が履いてきたスリッパにクリップを取り付け、目印とする。感染症対策として行っている宿も多い。

計量は5分に1回行われ、すぐにIoT計量マットからサーバーにデータが送られて混雑度が計算されるため、大浴場のほぼリアルタイムな混雑状況を把握できる。最新の混雑状況はいつでもQRコードを通じてスマートフォンで確認できるほか、館内のデジタルサイネージディスプレイに表示させることも可能。

混雑状況の表示画面。スマートフォンでQRコードを読み取るだけで確認できる。

QRコードを読み取り、スマートフォンで確認可能。

デジタルサイネージ画面。風呂の画像を用意するだけで表示画面が作成できる。


サービスの特徴

置くだけ!工事不要で最短1週間導入
SIM入りWi-Fiルーターが標準で付属するため、電源さえ確保できれば、あとはクリップを入れたカゴとIoT計量マットを大浴場入口に自分で設置するだけで大浴場の混雑度の測定を開始できる。

カメラを使わない安心設計
混雑状況を可視化する方法としてはカメラを用いた画像処理による方法が一般的だが、風呂空いてる君はカメラを使わない。

三密解消、お客様満足度の向上に
宿泊客が自由に空いているタイミングを見計らって大浴場に入ることができる。宿泊客に不便を強いることなく新型コロナウイルスの対策を行うことが可能。

先行案内について
同社は「風呂空いてる君」の先行案内を9月2日(木)〜年内まで行う予定。同プランは必要な装置一式を宿に送り、自身で設置する。誰でもWebサイトより申込み可能。料金は以下の通り。なお、サービス向上のため先行案内のユーザーを対象にヒアリングする予定。

先行案内価格
【初期導入費用】
1風呂あたり9,980円(税込、10,978円)
さらに2ヶ月分の月額費用無料

月額費用
1風呂あたり6,980円(税込7,678円)

関連サイト
風呂空いてる君

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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