パナソニック産機システムズがPUDU社製「配膳・案内ロボット」の受注販売を開始 店舗運営の省力化・効率化に貢献

パナソニック産機システムズ株式会社は飲食店やショッピングモール、ホテル、オフィス、百貨店、空港などさまざまな業態向けに中国PUDU社製「配膳・案内ロボット」の受注販売を開始することを発表した。


PUDU社製「配膳・案内ロボット」について

同製品は店内レイアウト、走行速度、音声、BGM、メニュー、広告などを登録しておくことで、従業員に代わって、来店時の出迎え・席案内、配膳・下膳、客席巡回など、さまざまな接客業務を行うことができる。また、20台の連携運転も可能。例えば、飲食店の配膳業務ではロボットが複数のトレイで一度に多くの料理や重い食器を安定させて運ぶことができるため、効率的に配膳業務を行える。これにより、従業員は他の業務に対応することができ、来店客が集中する時間帯でも質の高いサービスの提供が可能になる。

「配膳・案内ロボット」は店舗運営の省力化・効率化に貢献するとともに、一部の接客業務を非対面にすることができるため、利用者・従業員双方の安心感につながる。また、サイネージに広告を表示するなど、店舗への誘導施策としても有効となる。


製品特長

KettyBot
前面のディスプレイで店舗案内やメニュー紹介などの広告を再生することができる。通行人を感知すると音声で店舗への誘引を行う。簡単な対話をすることも可能。(※別途インターネットの接続が必要)


BellaBot
頭や耳に触れると愛らしい表情を楽しむことができ、ロボットが動いていない状態で声をかけると、本体が起動し簡単な対話ができる。(※別途インターネットの接続が必要)


1.自動で配膳・下膳
従業員が料理をトレイに置き、配膳するテーブルをタッチパネルで選択するだけの簡単操作でロボットがホールスタッフの代わりに配膳。指定のテーブルに着くと、ロボットが音声でお知らせする。ユーザーは画面をタップし料理を受け取る。ロボットは複数のテーブルを経由することも可能で、最適ルートを考えて配膳し、タスク終了後はパントリー等指定された場所に自動的に戻る。また、BGMを流しながらケーキやプレゼントを運ぶなどの特別な演出も可能。下膳では従業員がテーブルを選択してロボットを向かわせ、使用済みの食器類をトレイに載せて、タッチパネルをタップすると、指定された食器返却場所に自動的に戻る。

2.設定ルートで客席を巡回
予め設定されたルートを冷水ピッチャー、食器類、ナプキン、除菌用アルコール、台ふきん等を運びながら巡回する。

3.来店時の接客・席案内
来店客を迎え、テーブル席に案内する。案内後は指定位置に自動的に戻る。

4.コミュニケーションやサイネージで店舗やメニューをPR
簡単な会話や、音声による集客など、ロボットとの簡易なコミュニケーションが可能。


【お問い合わせ先】
パナソニック産機システムズ株式会社 新事業開発本部 新事業開発統括部 営業2課
電話:03-6364-3404

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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