運搬用ロボットシステム「HolaBot」 渋谷ストリームエクセルホテル東急が導入 レストランの下膳をサポート
渋谷ストリームエクセルホテル東急は2022年3月24日(木)よりBar & Dining「TORRENT」(トレント)にて運搬用ロボットシステム「HolaBot」(ホラボット)を導入することを発表した。
呼び出し機能付き運搬用ロボット「HolaBot」
「HolaBot」(ホラボット)はPUDU社が考案した呼び出し機能付き運搬用ロボット。IPX5の耐水構造を有し、4つのトレーによる60kgの運搬能力により、一度に3卓分程度の食器類を運ぶことが可能。また、「Hola Hola」と呼びかけると音声を正確に特定し、呼びかけた方向へ下膳した食器類を入れやすいように方向を転換する。これにより作業効率のアップやスタッフの歩行数を減らすことができるようになり、ユーザーへ安定的なサービスの提供を実現する。
また、専用Watchを使用することでスタッフのもとへ素早く移動し、下膳がしやすいようにロボットが回転し、洗い場まで運ぶ。人や障害物を回避しながら目的地まで辿り着き、到着通知を受け取ることや遠隔操作が可能なため、スタッフと連携し、働きやすい環境へと変化する。また、ロボットにも目があり、にっこり笑ったりするなど愛らしい表情で周囲を和ませてくれる。
「HolaBot」(ホラボット)の導入は下膳サービスのサポートにより効率の良いサービスや働きやすい環境作りを構築することで、ユーザーとのコミュニケーションに集中し更なるおもてなしの向上、顧客満足度の向上を目的としている。また、人とロボットの協働により、渋谷らしい新しいサービスパフォーマンスをユーザーに提供する。
渋谷ストリームエクセルホテル東急は今後も形式に捉われず、新たな取り組みにチャレンジし、利用者、スタッフがより過ごしやすい環境作りを目指していくとしている。
開業時からRelayを導入する渋谷ストリームエクセルホテル東急
渋谷ストリームエクセルホテル東急はカリフォルニア州サンノゼに本社を置くSavioke(サビオーク)社のデリバリーサービスロボット「Relay」を開業時より導入している。宿泊者が利用できるサービスとして、アメニティーやルームサービスを客室へデリバリーが可能。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。