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「アレクサ、玄関を見せて」Alexa対応ドアベルとセキュリティカメラ「Ring」をAmazonが国内販売へ　外出先から来訪者の確認や通話も

2022年4月14日 By ロボスタ編集部

Amazonは、2022年4月13日にAmazonの子会社であるRingの人気製品、ドアベル「Ring Video Doorbell 4」や、屋内用カメラ「Ring Indoor Cam」、屋内外で使える充電式カメラ「Ring Stick Up Cam Battery(リングバッテリー駆動スティックアップカム)」の予約販売をAmazon.co.jpにて開始することを発表した。

日本のユーザーはRing製品を利用して、自身のニーズやライフスタイルに合わせてカスタマイズしたホームセキュリティを容易に導入でき、在宅中、外出中を問わず、スマホや対応するEchoデバイスなどで自宅内外の様子を確認したり、大切な人を見守ることが可能となる。

Ring 創業者兼チーフインベンターのJamie Siminoff(ジェイミー・シミノフ)氏は今回の取り扱いについて、次のように述べている。

Ring 創業者兼チーフインベンター　Jamie Siminoff氏

日本でのRingの展開を非常に嬉しく思います。私たちは、Ringの製品とサービスを通して、日本のお客様をサポートし、皆様が日常生活を安心して、心穏やかに送れるように積極的に取り組みます。日々外出する際の自宅の見守りはもちろん、日本は高齢化社会を迎え、離れて暮らす大切な人を見守りたいというニーズが増しています。またコロナ禍により、家で留守番をしているお子様の見守りや宅配需要による置き配の見守りへの関心が高まっています。Ringの製品とサービスは、DIY感覚で簡単に設定できる理想的でスマートなセキュリティ製品であり、このような社会課題やニーズに応える魅力的なソリューションです

■【動画】Ring Video Doorbell 4 | Featuring Color Pre-Roll Video Previews & Quick Replies

製品購入ページ(Amazon.co.jp):https://www.amazon.co.jp/ring

製品概要について

「Ring Video Doorbell 4」、「Ring Indoor Cam」、「Ring Stick Up Cam Battery」は、いずれもAlexaに対応(Works With Alexa認証取得済)。「アレクサ、玄関を見せて」「アレクサ、リビングを見せて」と言うと、Echoデバイスの画面でカメラのライブ映像を見ることができる。

【プライバシー保護とアクセシビリティ】
Ringは、何重ものプライバシー／セキュリティ保護対策を用いてRingデバイスを設計している。一例として、カメラ視野内の特定のエリアを撮影録画範囲から除く「プライバシーマスク機能」がある。Ringアプリで対象のデバイスを選択し、デバイスの設定を選択することでプライバシーの設定が可能だ。また、いつでも映像や音声の録画・録音をオフでき、プライバシー保護に万全を期している。

Ring Video Doorbell 4：外出先からも通話可能

Ring Video Doorbell 4は、玄関先でドアベルのモーションセンサーが反応した時にリアルタイムで、Ringアプリをインストールしたスマホなどの端末に通知が届くほか、訪問者がドアベルを押すと、スマホや対応する画面付きのEchoデバイスから、1080p HDビデオの鮮明な映像を確認し応答することができる。また、訪問者の動きを検知する前の様子を最大4秒間、カラー映像で確認できる「カラーPre-Rollビデオプレビュー」を搭載。Ring Video Doorbell 4は、クラウドベースの音声サービス「Alexa」搭載のAmazonデバイス(事前にRingのAlexaスキル設定を有効化する必要がある)に接続し、対応するEchoデバイス、Fire TVシリーズにも通知し、訪問者がいることを知らせる。更に、Alexaに訪問者との応答をリクエストすると、訪問者と対応するデバイスを通じて直接話すことができる。また、画面付きの対応デバイスでは、カメラの映像を確認できるので、モニター付きインターホンのように使うことも可能だ。なお、「カラーPre-Rollビデオプレビュー」は、Ringプロテクトプランを利用していない場合、機能が一部制限される。

Ring Indoor Cam: 小さいサイズ、大きな安心

Ring Indoor Camは、サイズがコンパクトなので邪魔にならず、棚の上に置いたり、壁や天井に取り付けたりすることも可能な屋内用カメラだ。小型カメラでありながら、RingアプリやAlexa搭載のAmazonデバイスを介して、会話やモーション検知、1080p HDビデオのライブ映像機能など、自宅のさまざまな場所から各種の「見守り」機能を利用できる。自宅や離れて暮らす家族を見守るために複数のIndoor Camを購入して設置することで、Ringアプリにあるダッシュボード1つですべてのIndoor Camをコントロール可能となる。

Ring Stick Up Cam Battery: さまざまな場所に、見たい場所に

Ring Stick Up Cam Batteryは、屋内・屋外を問わず使える防塵防沫(IP55等級)の充電式カメラだ。設置場所の選択肢が広がる同製品は最大1080p HDビデオのライブ映像に対応するとともに、ナイトビジョンもサポートし、消灯してもHDの映像を見ることができる。赤外線とカメラセンサーでモーション検知をし、Ringアプリに通知する機能を搭載しており、Ringアプリの設定から、必要なイベントを検知するようにカスタマイズできるゾーン設定や、カメラに映したくない範囲を隠すプライバシーマスク機能も利用可能だ。コンセントがないところでも配線不要で設置できるので、屋内・屋外を問わず天井以外の気になる場所に使用することができる。

アクセサリー

Amazonは、これらの新しいデバイスの導入、利用を一層、容易、便利にするアクセサリーも発売する。「Chime Pro」は常夜灯の内蔵に加え、Ringデバイスのwifi接続の範囲を拡張するwifi中継機の機能を搭載。またRing Video Doorbell 4に接続した場合、屋内で音声による呼び出しや、通知音を鳴らすことができる。「Ring Intercom Doorbell Mount」は、日本のユーザー向けに製作されたインターホンの取替用パネルで、現在利用中のインターホンをRing Video Doorbell 4に置換可能だ。なお、室内親機のAC100V配線工事は、電気工事士の資格が必要なため、量販店・電器店などに相談する必要がある。

価格と購入方法および出荷開始時期

発表したすべてのRingデバイスとアクセサリーは、4月13日から予約受付を開始しており、Ring Video Doorbell 4、Ring Indoor Cam、Ring Stick Up Cam Battery、Chime Pro、Ring Intercom Doorbell Mountは、4月20日(水)出荷開始予定だ。また、Ring Video Doorbell 4とEcho Show 5(第2世代)のセット、Ring Video Doorbell 4とRing Chime Proのセット、Ring Indoor CamとEcho Show 5(第2世代)のセット、Ring Stick Up Cam BatteryとEcho Show 5(第2世代)のセットも販売する。なお、ヤマダデンキの三店舗(LABI1 LIFE SELECT 池袋、LABI1なんば、LABI1 LIFE SELECT 高崎)でも、4月20日(水)より購入可能となる。また今後、一部の家電量販店でも購入可能になる予定だ。

【国内販売開始記念】「Ringプロテクトプラン」無料体験版の特典

Ringデバイスの日本での販売開始を記念して、「Ring Video Doorbell 4」「Ring Indoor Cam」「Ring Stick Up Cam Battery」にRingデバイスで撮影した動画や静止画の録画機能を利用できる「Ringプロテクトプラン」の無料体験版の特典が付帯する(2023年3月31日まで有効)。無料体験期間の終了後はデバイス1台につき月々350円(税込)、またはデバイス登録住所につき月々1,180円(税込)の「Ringプロテクトプラン」に登録することで、過去60日間の動画および過去7日間の静止画を確認、保存および共有が可能だ。
なお、月々1,180円(税込)の場合はデバイスの台数は問わないが、複数の登録住所が存在する場合、それぞれに当該月額料金が発生する。その他詳細は公式サイト内にて確認できる。