最先端のAI・ロボティクス技術を活用したソリューションを提供するTRUST SMITH株式会社は、事業拡大に伴い2022年4月1日に約4倍の敷地面積の工場へ拡大移転したことを発表した。同社は従来から注力する自律走行ロボットやアームロボットの研究開発を一層加速していく。
工場移転の背景
TRUST SMITHはAI・ロボティクス・数理アルゴリズムを活用し、製造業 / 物流業のクライアントに対してプロダクトを提供している。2020年10月に旧工場を開設してから、ロボットやAI/アルゴリズムを開発してきた。今回、事業拡大および取引先の増加に伴いより大規模な開発環境が必要となり、敷地面積が約4倍の工場へ移転を完了した。
TRUST SMITHの事業内容について
・自律走行AGV / フォークリフトなどの自律走行ロボット
・入出荷の検品を自動化するAI
・障害物を自律的に回避するアームロボット(特許取得済み)
・工場 / 倉庫内で作業する各種ロボットの群制御アルゴリズム
・移動式アームロボット
TRUST SMITHのプロダクト開発
TRUST SMITHは、幅広い領域において実質的な価値を持ったプロダクトの創成を行うためにプロダクト創成憲章を制定している。
以下、リリースより引用
《プロダクト創成憲章》
1.ビジョンを備えよ
そのプロダクトが何を変え、何を実現するのかという明確なビジョンを持ってその創成に取り組みます。
2.人の生活・仕事を変えよ
今まで人の手で行われていたことをテクノロジーを用いて自動化、効率化することで人が創造的な営為へ集中できる世界を実現し、人の生活・仕事を変えます。
3.ガラクタを作るな
オーバースペックなプロダクトや、要件がシンプルでないプロダクトなど、本質的な価値に寄与しないプロダクト(ガラクタ)を作りません。
4.最短で検証せよ
机上の論に依存せず、高速な実証研究サイクルによってプロダクトの質を向上します。
5.プロダクトとは普及性を備えた発明である
どんなに優れたテクノロジーも普及性がなければ無価値なガラクタです。我々はテクノロジーに普及性が備わって初めてプロダクトとなると考える。
ビジネスパートナー募集
TRUST=信頼、SMITH=工房
企業からの信頼を得られる組織を目指す、そんな想いからTRUST SMITHの名前は生まれた。同社は今後も企業からの信頼を獲得し、社会に貢献できるようなプロダクトを世に輩出し続けるため、日々研究開発に努めていくとしている。また、同社はビジネスパートナーを募集しており、どんな課題でも真剣に検討し、実現に向けて協議していく、としている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。