「あるくメカトロウィーゴ」が海外展開へ リビングロボットが台湾・能率集団と現地合弁会社を設立

株式会社リビングロボットは台湾の大手電子グループである能率集団(ABICO GROUP)と能率智能科技股份有限公司(ABICO LIVING ROBOT CO., LTD.)を台北に設立することで合意したことを発表した。


STREAM教育に熱心に取り組む台湾でコラボレーションを加速

リビングロボットと能率集団は2019年の資本業務提携以来の継続的な議論と市場調査を経て、海外スケーリングのファーストステップとして合弁会社を設立した。この発足により、台湾初となる日本製教育ロボット「あるくメカトロウィーゴ」の本格的普及と浸透を含め、STREAM(ストリーム)教育に熱心に取り組む台湾とのコラボレーションを加速させていく。

STREAM(ストリーム)教育
Science、Technology、Robot、Engineering、Art、Mathematicsの頭文字。未来を生きる子供たちが、自ら学び、考える力を身につけていくための教育概念。

今回の合弁はリビングロボットのビジョンである「人とロボットが共生する社会」を共に実現するための第一歩でもあり、能率集団とリビングロボットは同じくAI世代の一員として、国際化および多様化に貢献していきたいとの思いを共有している。


能率集団について

能率集団は1965年に台北にて設立。マルチインダストリー企業として光学イメージング/デジタルカメラ/監視機器/車載レコーダー/ビデオ製品などニーズに合った市場を開拓を続けてきた。国内および海外に15の製造工場を持ち、15,000人以上の従業員を擁している。従来のOAをより進化させ、持続可能な環境保護とCSR企業による社会的責任推進理念を提唱し、業界を超えた付加価値の高い新しい製品サービスの提供を目指している。さらに多領域に渡る専門性の高いソフトウェア、オフィスのグリーンエネルギー、創客教育、セキュリティ監視製品など、あらゆる企業に向けたサービスなども提供し、信頼に値する社会的リーダーになることを目指している。

関連サイト
能率集団公式サイト


リビングロボット、「あるくメカトロウィーゴ」について

リビングロボットは人とロボットが共に生き、成長する社会の実現をめざして、パートナーロボットおよび関連技術の開発をおこなうテクノロジー企業。プログラミング教育における「あるくメカトロウィーゴ」の活用をはじめ、さまざま分野での社会実装への取り組み、CEATEC等の技術系イベントにおける製品の出展など、事業の拡大と社会貢献をすすめている。

「あるくメカトロウィーゴ」はプログラミングを通じて、子どもたちが自発的に学び、創造する力をやしなう教育用ロボット。小さいながらも魅力的な動きと、画面上に留まらない学習教材としての魅力で定評があり、多くの自治体や公立学校および海外でも採用されている。


あるくメカトロウィーゴ© MODERHYTHM / Kazushi Kobayashi

関連サイト
リビングロボット

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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