コネクテッドロボティクス「ソフトクリームロボット」新モデルを発売開始 コーンの自動供給機オプションを追加

「食産業をロボティクスで革新する」をミッションとするコネクテッドロボティクス株式会社は8月5日より「ソフトクリームロボット」新モデルの発売を開始することを発表した。

同社は2020年10月に東京都ものづくりベンチャー育成事業に採択され、量産化を進めてきた。ソフトクリームロボットにおける注文から商品提供までのプロセスを非接触で行うサービスとして提供できるようになった。同事業の取り組みの結果を経て、新モデルでは多彩なレイアウトや場面に対応できるよう改良し、非接触でユーザーに提供できるコーンの自動供給機(以下、コーンディスペンサー)も販売開始する。同製品の発売によって、慢性的な人手不足と新型コロナウイルス感染予防対策における課題の解決に貢献していく。



「ソフトクリームロボット」新モデルの概要

「ソフトクリームロボット」はオーダーに応じて、ソフトクリームを巻いて提供するまでのプロセスを自動化。コミカルな声と動きで来店者を楽しませ、指定の巻き数できれいなソフトクリームを作ることができる。オプションのコーンディスペンサーを選択すると、非接触で商品を提供することができる。



【動画】ソフトクリームロボットの動作
※現行モデルは観光地や道の駅・サービスエリアなど全国17ヶ所で稼働中



新モデルの特徴

1.非接触で提供できるコーンディスペンサーをオプションで販売
ロボットがコーンを自動でセットする仕組みを提供できるようになった。コーンディスペンサーには25個までコーンを入れることができるので、ソフトクリームミックスやコーンの補充だけで利用者へソフトクリームの提供が可能になる。

従来は都度スタッフがコーンをロボットにセットする作業が必要だったが、この作業の省力化と非接触でのソフトクリームの提供が可能になった。​

2.多彩な店舗レイアウトや場面にも対応
注文用タッチパネルを利用者側に置くことが可能に。また、ソフトクリームサーバーの位置に対して左右どちら側でもロボットを配置できるため、さまざまな店舗・場面に合わせて利用できる。自由度が増したことでビュッフェ形式の店舗などでも提供可能になった。


従来は1パターンの設置のみの対応だったが、新モデルでは14パターンのレイアウトに対応可能。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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