デジタルヒューマン株式会社は、株式会社PKSHA Communication(パークシャ コミュニケーション)の対話エンジン「BEDORE Conversation」と連携したシステムの提供を開始した。
「BEDORE Conversation」(ベドア)は、深層学習と日本語固有の自然言語処理技術による構文解析を組み合わせたアルゴリズムで、高精度のユーザー意図理解を実現するとされる。業界固有表現辞書(日本語)と汎用的なシステムアーキテクチャにより、多くの接客・コールセンター・FAQ対応において、自動化・半自動化に活用されている。
>>「BEDORE Conversation」について
https://www.bedore.jp/
対話型AIやチャットボットと連携して、顔の表情やリップシンク(セリフと唇の同期)した映像をリアルタイムに生成することが特徴のひとつ。動画ではその点にも注目したい。
■ デジタルヒューマンのデモ
同社が提供している「デジタルヒューマン」はAIの顔となり、映画やゲームで利用できる品質のリアルな3DCGキャラクターで、さらに対話することもできるAIアバター。
デジタルヒューマンは、メタバースや顧客接点DXの大本命として、また人に代わって労働力を提供する新たなデジタルワークフォースとして期待されている。
>>「デジタルヒューマン」について
https://www.digitalhumans.jp/
対面対話で顧客とのやり取りがより自然に
この連携により、デジタルヒューマンの頭脳(会話エンジン)として「BEDORE Conversation」が利用できる様になり、「BEDORE Conversation」にとっては、人間が本来持ち合わせているコミュニケーション方法である自然な対面対話で顧客とのやり取りを実現できるようになった。
すでに「BEDORE Conversation」を利用している顧客は、運用で蓄積されたデータはそのままで、デジタルヒューマンを新しい顧客接点チャネルのインターフェースとして、すぐに利用を開始できる。
また、すでにデジタルヒューマンを利用中の顧客は、デジタルヒューマンの用途や需要に応じて「BEDORE Conversation」を頭脳や能力、機能として追加することが可能という。
「BEDORE Conversation」との連携でデジタルヒューマンに実現する機能
同社は、「BEDORE Conversation」の特徴と本連携によってデジタルヒューマンにもたらされる能力、機能として、下記をあげらている(同社の表現のまま)。
1. 圧倒的な日本語精度
PKSHATechnologyグループによる自社開発AI対話エンジンにて、圧倒的な日本語精度を実現した。
2.現場運用型のダッシュボード
誰でもカンタンにチューニング可能な設定画面とダッシュボードが利用できる。
3.FAQの自動生成・テンプレート
社内のメールやチャットから、FAQを自動生成する。
連携によって「BEDORE Conversation」にもたらされる能力、機能
テキストをベースとした従来のユーザー体験に加え、人型の「対話型 アバターインターフェース」を新たに持つ事で、人間として自然な形である対面の会話が実現する。これにより、WEB、サイネージや窓口・受付をはじめ、様々な場所とシーンで人と会話している様な体験が提供できるようになる。また、カスタマサポートにおいては架電削減や顧客体験向上、接客/セールス対応ではコンバージョン向上等の効果が見込める。
対話型 アバターのキャラクターには、既存のデジタルヒューマンキャラクターに加え、映画やゲームのキャラクターや、実在の人物から作成したリアルなクローン・デジタルヒューマンも利用可能で、人に変わって業務を行う新たなデジタルワークフォースとして利用できるようになる。
■アイアムソフィーNFTプロジェクト
>> https://iamsophie.io/
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