Appleが新しい「HomePod」(第2世代)スマートスピーカーを発表 価格は44,800円

Appleは現地時間の2023年1月18日、スマートスピーカー「HomePod」(第2世代)を発表した。新しい「HomePod」は、発表同日よりオンラインとApple Storeアプリケーションで注文受付を開始し、2月3日(金)から販売を開始する。カラーはミッドナイトとホワイトの2色。価格は44,800円(税込)。

外観は初代とほぼ変わらない。サイズが168mm×142mmで高さが4mm程度低くなった。通り抜ける音を遮らないメッシュ生地を使用したデザイン、バックライトのTouchサーフェスを搭載。重さは2.3kg

Appleはリリースを通じで「イノベーションとSiriの知能が詰め込まれたHomePodは、先進的なコンピュテーショナルオーディオを提供し、臨場感あふれる空間オーディオの楽曲のサポートなど、革新的なリスニング体験を実現します。毎日のタスクを管理したりスマートホームをコントロールするための便利で新しい方法により、ユーザーはSiriを使ってスマートホームのオートメーションを作成したり、家で煙や一酸化炭素の警報音が検知されたときに通知を受けたり、部屋の温度と湿度を確認できるようになり、すべてをハンズフリーで行えます」と語っている。

Appleの説明によれば「高偏位ウーファー、パワフルなモーター、内蔵の低音イコライザーのマイク、5つのビームフォーミングツイーターのアレイが、パワフルな音響体験を提供」としている

Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアック氏は「Appleのオーディオに関する専門知識とイノベーションを活用して、新しいHomePodは、豊かで深みのある低音域、自然な中音域、クリアで繊細な高音域を提供します。HomePod miniの人気の高さから、私たちはより大きなHomePodで実現可能な、さらにパワフルな音響への関心がますます高まっていることを認識しています。次世代のHomePodを世界中のお客様にお届けできることを楽しみにしています」と語っている。

■ Introducing the all-new HomePod | Apple

スマートホーム規格「Matter」に対応し、スマートホーム端末との連携が更に促進されることが期待できる。プロセッサは「S7」を搭載する。スピーカーシステムは4インチのウーファー1基、ツイーター5基を搭載。初期モデルよりツイーターが2基減となっている。Dolby Atmos対応。周囲の状況を感知し、置かれた場所に合わせてオーディオ設定を最適に自動調整する機能も備えた。
2基の「HomePod」でステレオ環境にしたり、複数の「HomePod」や「HomePod mini」で、AirPlayを使ってマルチルームオーディオを実現できる。また、「HomePod」にiPhoneを近づけて、iPhoneで聞いていた楽曲をHomePodへ引き継ぎ再生する機能もある。
マイクアレイは5基で、こちらも初期モデルより2基減となった。


HomePodのラインアップは2機種で、今回の「HomePod」(第2世代)と、小型の「HomePod Mini」がある。

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ロボスタ編集部

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