グルーヴノーツと日本惣菜協会、量子コンピュータを活用して従業員とロボットの協働シフトを作成  ロボフレな環境構築を推進

量子コンピュータ関連ビジネスを手掛ける株式会社グルーヴノーツは、経済産業省の令和4年度「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」に採択された一般社団法人日本惣菜協会および同協会の会員である惣菜製造企業4社と連携し、ロボットフレンドリー(ロボフレ)な環境構築に向けて、量子コンピューティング技術(量子アニーリング、イジングマシン)の現場導入を推進してきた。


食品製造のうち特に惣菜製造分野では、対象物が不定形であること、多品種小ロットであることなどから、ロボット自体の導入に対して技術的・経済的ハードルが高いという課題がある。加えて、ユーザー側の既存の業務プロセスや施設環境などを見直し、ロボットを導入しやすいロボフレ環境へと変革することが欠かせない。

人とロボットが協働する工場の生産性を上げるには、人とロボットそれぞれのスキルや能力、役割等を考慮して作業計画を立てることが重要であり、今年度の同事業においては、特にマックスバリュ東海株式会社と、従業員に加えてラインで稼働するロボットも対象に、量子コンピュータを活用した最適な勤務シフト作成に取り組んだ。





小売・惣菜製造企業らと連携も

これらの仕組みには、豊富な機能で短期間のシステム構築を可能にする同社のクラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を利用している。また、日本惣菜協会は、同事業および農林水産省の「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちスマート食品産業実証事業のうち、モデル実証事業」に採択され、ユーザーである小売り・惣菜製造企業15社と、課題解決のためのトップ技術を持つベンダー・協力企業16社とともに、ロボフレな環境構築を推進している。


▼参画企業(五十音順)

イケウチ(株)、(株)今里食品、(株)魚宗フーズ、(株)エクサウィザーズ、SMC(株)、(株)FAプロダクツ、エプソン販売(株)、(株)エフピコ、オーケーズデリカ(株)、カネカ食品(株)、(株)関東ダイエットクックグルーヴノーツ、(株)グルメデリカ、コネクテッドロボティクス(株)、サトウ産業(株)、(株)三和製玉、(株)ジャンボリア、新エフエイコム(株)、セイコーエプソン(株)、中央化学(株)、(株)デリモ、日本サポートシステム㈱日本惣菜協会、(株)八葉水産、(株)ヒライ、(株)ヒロテック、フレッシュ食品(株)、ブンセン(株)、(株)ベルク、マックスバリュ東海(株)、三菱HCキャピタル(株)、リスパック(株) 
※3/22発表 日本惣菜協会リリースより引用




専用モデル(QUBO/イジングモデル)を自動生成する技術

同社のコンピューティング技術の特長は、世界で初めて商用ソリューションを開発、量子コンピュータモデルを標準搭載していることだ。量子コンピュータマシンを使う上で必要な専用モデル(QUBO/イジングモデル)を自動で生成。業務上の必要な情報を入力するだけの手軽さで、従来のコンピュータでは得られなかった解を自動で導き出す。D-Waveのマシン(量子アニーリング)や東芝シミュレーテッド分岐マシン(量子inspired・準量子)など、解決すべき問題や課題の規模等に応じて、最適なマシンを選び、使い分けることも可能だ。また、最新の量子コンピュータマシンに加え、同社の提供サービスであるクラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS」を併用することで、確実な成果を生み出せる。




同社の提供サービス
MAGELLAN BLOCKS MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)は、量子コンピュータ/AI/ビッグデータを誰でも手軽に利用できるクラウドサービス、およびコンサルティング支援
City as a Service 同社のCity as a Service(シティ・アズ・ア・サービス)とは、地域社会にある様々なデータを組み合わせ、AIなどを用いて解析を行い、都市の状況を可視化する独自のサービスだ。先端技術を活用して快適で豊かな都市サービスの創出を支援する。




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ロボスタ編集部

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