デジタル・フロンティアは、ユニキャストと共同開発したアバター遠隔接客サービス「KSIN」(けしん)が、経済産業省の「IT導入補助金2023」の対象ツールに認定されたことを発表した。
高精細なアバターを搭載した遠隔接客サービス「KSIN」
「KSIN」は、これまでデジタル・フロンティアが、映画やドラマ、ゲームなどのエンタテインメント分野における映像制作などで培ってきた最先端の 3DCG 技術の知見を活用し開発した高精細なアバターを搭載した遠隔接客サービス。
少人数のオペレーターによる多拠点のリモート接客が可能となり、人手不足問題、人件費削減に貢献する。また、ベテランスタッフや外国語が堪能なスタッフがどの店舗でも対応可能となるためサービスの向上や教育コストの削減にもつながる。
接客スタッフの表情をカメラで撮影し、リアルタイムにアバターに反映することで、アバターを使用しつつも、人間と同じように顧客と自然なコミュニケーションを実現でき、2022年7月のβ版リリースからしました。操作する人の表情の動きをリアルタイムかつ表情豊かに再現してスムーズに接客できる点などが高く評価されている。
尚、東日本高速道路株式会社の第1期アクセラレータープログラム『E-NEXCO OPEN INNOVATION PROGRAM』にも採択されており、サービスエリアにおける接客や窓口業務などの実証実験を行った。
■ アバター遠隔接客KSIN デモ動画 (ユニキャスト)
サービス等生産性向上IT導入支援事業、「IT導入補助金2023」について
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合った IT ツールの導入を支援する補助金。
「KSIN」が経済産業省の「IT導入補助金2023」の対象ツールに認定されたことにより、一定の条件を満たした導入を希望する事業者は「通常枠A類型」にて申請が可能。
「KSIN」導入費用及び月額利用料(クラウド利用料、最大2年分)、導入関連費の2分の1(上限150万円未満)の補助金交付を受けることができる。