2023年10月13日〜15日にかけ東京建物 Brillia HALLで「VR能攻殻機動隊」東京公演が開催される。
SF漫画の金字塔である「攻殻機動隊」を日本の誇る古典芸能である能で表現。更に、最新技術「空中結像技術(AIRR)」を使い、仮想現実空間を舞台上に再現。VR用のゴーグルなしに見られる、能の舞台では初めての試みとなっている。
VR能攻殻機動隊とは
「攻殻機動隊」は士郎正宗による近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた漫画。これまでにテレビアニメや劇場版アニメ、小説、ハリウッド映画、ゲームなどさまざまな形でリメイクされ続けているSF漫画の金字塔とも言われる作品。
2020年8月に世田谷パブリックシアターで初演。その後、東京芸術劇場プレイハウス、博多座、札幌文化芸術劇場、IHIステージアラウンド東京で上演され、高い評価を得てきた。今回、技術的な進化を遂げた最新バージョンとして2023年10月13日〜15日にかけて東京建物 Brillia HALLでの東京公演が決定。この東京公演の後にはワールドツアーの皮切りとなるベネチア凱旋公演が控えている。
「VR能攻殻機動隊」の演出は舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」、AKB版「仁義なき戦い」などを手がけた映画監督・奥秀太郎氏。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD」シリーズなどで知られる藤咲淳一氏。VR技術は国内のVR研究での第一人者・稲見昌彦氏(東京大学教授)、映像技術は日本初の舞台での3D映像を開発してきた福地健太郎氏(明治大学教授)と杉本麻樹氏(慶應大学教授)。空中結像(AIRR)技術を手掛けるのはこの技術の創始者・山本裕紹氏と陶山史朗氏(宇都宮大学教授)となっている。
出演は、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する坂口貴信氏(観世流能楽師)、谷本健吾氏(観世流能楽師)、川口晃平氏(観世流能楽師)、そして業界大注目の観世宗家のプリンス・観世三郎太氏(観世流能楽師)などが務める。(以下、敬称略)
公演詳細
スタッフ
原作:士郎正宗(「攻殻機動隊」講談社KC デラックス刊)
演出:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一
VR 技術:稲見昌彦(東京大学教授)
映像技術:福地健太郎(明治大学教授)
映像技術:杉本麻樹(慶應大学教授)
空中結像(AIRR)技術:山本裕紹 陶山史朗(宇都宮大学教授)
製作
製作:TBS
©士郎正宗・講談社/TBS・EVISION
出演者
坂口貴信(観世流能楽師)
谷本健吾(観世流能楽師)
川口晃平(観世流能楽師)
井上裕之真(観世流能楽師)
関根祥丸(観世流能楽師)
観世三郎太(観世流能楽師)
公演日程
10月13日(金)18:30〜
坂口貴信/井上裕之真/川口晃平/観世三郎太
10月14日(土)11:00〜
坂口貴信/谷本健吾/川口晃平/観世三郎太
10月14日(土)18:30〜
坂口貴信/谷本健吾/川口晃平/観世三郎太
10月15日(日)11:00〜
坂口貴信/谷本健吾/関根祥丸/観世三郎太
劇場
東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
チケット情報
料金:S席8,000円/A席6,000円(税込/全席指定)
先行販売:2023年8月10日7:00〜18日(金)23:59まで
TBSチケット
https://tickets.tbs.co.jp/kokakuvr/
チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/kokakuvr/
VR能攻殻機動隊 公式サイト