窪田望氏がAIアートの展覧会を天王洲で開催　町長との対談や小中学生対象の特別授業も　10月7日・8日

AIの社会実装事業を進めるクリエイターズネクストの代表取締役 窪田望氏が、2023年10月7日・8日にAIを活用したアートの展覧会『デジタルアートとコミュニティ展 in 天王洲』を東京都品川区のアイルしながわにて開催する。

18のAI特許を持つ窪田氏は、電力や自動運転、観光の分野などでAIの社会実装事業を展開する起業家でもあり、そんな窪田氏の経験を活かし、AI展覧会の開催期間中には、『デジタル技術を活用した地方創生』をテーマに山形県西川町 菅野町長との対談や、小中学生を対象にした特別授業も開催する。

今回選んだ会場は、『旧東品川清掃作業所』（現：アイルしながわ）

窪田氏は、これまでフランス・ルーブル美術館や東京タワー、GINZA SIXなどで作品発表を行ってきた。

『AIによって社会で加速する「なめらかさ」と、人間の生物としての「ザラザラ感」の対比』をテーマに活動展開している窪田氏が今回の会場に選んだのは、旧東品川清掃作業所であるアイルしながわ。かつてゴミが集積したこの場所で、AI社会で浮き彫りになる「生と死」を問うとしている。

様々な人口増加施策を仕掛けている 山形県西川町 菅野町長との対談も開催

窪田氏は自動運転車のサイバー攻撃課題の解決、電力分野における発電の高効率化など自身のAI特許を活かした社会実装事業を展開。また、山形県西川町もAI、NFT、メタバースを活用し関係人口の増加策に取り組んでおり、中でも2023年4月から開催されている西川町でのAI謎解きゲームは人手不足でも運営可能な観光コンテンツとして、窪田が総合プロデュースを担当した。

その二人が2023年10月7日のオープニングイベントでは、窪田氏と西川町の菅野大志町長が『デジタル技術を活用した地方創生』をテーマに対談する予定。

品川区の小中学生を対象に体験型の特別授業も開催

窪田氏は、AI事業展開の経験を活かしてデジタルハリウッド大学大学院、大正大学、成城大学などで教鞭をとっており、今回の展覧会会場においても、品川区の小中学生を対象にした特別授業を開催する。特別授業は単なる座学ではなく、独自開発した「脳波をもとにAIが絵を描く装置」を活用し、子どもたちの創造力を拡張する、体験型の授業となる予定。

『デジタルアートとコミュニティ展』開催概要

窪⽥望 氏プロフィール

・株式会社クリエイターズネクスト 代表取締役　
・一般社団法人 デジタル田園都市国家構想応援団 理事会員
・大正大学 招聘教授
・デジタルハリウッド大学大学院　客員准教授

米国NY州生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。大学在学中の19歳の時に起業し、現在17年目。2019年、2020年には4万5000名の中から日本一のウェブ解析士（Best of the Best）として2年連続で選出し、2021年には初の殿堂入りを果たす。自身で取得したAI特許を活用した事業を進めながら、AIアーティストとしても活動。フランス・パリや渋谷ヒカリエ、東京タワーでの作品展示、ウクライナへのチャリティを目的とした作品を発表するなど世界で活動を展開している。

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