ヴイストンが身長180cmのサイネージロボット「サンドイッチロボ」を試作 2023国際ロボット展で展示
ヴイストンは、機体の前後にデジタルサイネージを搭載した、高さ約180cmの大型コミュニケーションロボット「サンドイッチロボ」を試作した。 2023年11月29日~12月2日に開催される2023国際ロボット展のヴイストンブース(小間番号:E7-03 / 共同出展:i-RooBO Network Forum内)で展示される。
主な特徴
今回試作したサンドイッチロボは、単なる映像であるデジタルサイネージに対し、ロボットによる身振り・手振りや音声コミュニケーションなどを追加する提案としており、より印象に残るものとなるだけではなく、双方向性が向上することによりコミュニケーションを通じて情報を提供できるなど、新たな広告媒体となる可能性を秘めているとしている。
1:大型ロボットの前後に二画面を搭載
サンドイッチロボの最も大きな特徴は、ロボットの前面と背面にデジタルサイネージ(液晶ディスプレイ)を搭載した点。サイネージへの投影内容は前後で個別に制御することが可能なほか、ロボットの動作とも連動させることができる。単純なサイネージ映像にはとどまらない、動きやコミュニケーションを伴った、印象に残る演出が可能となっている。
2:既存の資産を活用した迅速・合理的な試作事例
サンドイッチロボでは、ヴイストンで既に発売している各種のロボット製品を効果的に活用。
本体を走行させる車輪部分には「メカナムローバーG120A」を、上半身に搭載された頭や腕などのコミュニケーションロボット部分には「Robovie-R4」の部品を活用しており、ゼロから開発・製造する場合と比較し、より迅速で安価な試作プロジェクトとして実施している。
今回の試作品は、このまま通常製品として市販することは想定はしていないとしているが、ヴイストン製品のカスタマイズ事例として、ご検討時の参考としすることが可能となる。
本体仕様(参考情報)
サイズ:W68×D60×H181 (cm)
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