エーアイ、Cerenceが提供する超小型音声認識エンジン・オーディオ信号処理技術を提供開始 極少リソースで音声による機器操作を実現

エーアイは技術提携先であり、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーであるCerence Inc.(セレンス)が提供する超小型音声認識エンジン(Input AI Lite)・オーディオ信号処理技術(Audio AI Lite)の提供を開始すると発表した。

フュートレックとの統合を見据え、音声技術を総合的に提供できる会社目指す

エーアイは日本語音声合成エンジンの自社開発に加えて、外国語音声合成についてはセレンスなど海外企業から調達し、国内に販売提供を行っている。

今後は2024年秋に予定されるフュートレックとの経営統合により、音声技術やその周辺技術に関するサービスを総合的に提供できる会社となることを目指すとしている。

提供の開始を発表したセレンスの超小型音声認識エンジンを利用して、ユーザーは極めて少ないコンピュータリソースで音声コマンドによる機器操作を実現することができるようになり、また、ノイズリダクション・エコーキャンセルといったオーディオ信号処理技術の利用も可能になる。

音声認識製品の国内販売で多くの実績のあるフュートレックと製品提供元であるセレンス、エーアイの3社で製品販売展開を行い、今後当社の音声関連技術の取扱製品充実を図るとしている。

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ロボスタ編集部

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