ソフトバンクが鈴鹿サーキットでの通信品質向上の対策を実施 5Gのネットワークを大幅に強化

まもなくF1日本グランプリが三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催される。
ソフトバンクは、鈴鹿サーキットで開催される大規模なイベント時でも利用者が快適に通信サービスを利用できるよう、鈴鹿サーキットおよび伊勢鉄道・鈴鹿サーキット稲生駅周辺において、通信品質向上の対策を実施したことを明らかにした。

5Gネットワークを大幅に強化

鈴鹿サーキットでは、一年を通して多彩なイベントが開催されており、来場客が多いイベントでは通信が不安定になることが想定される。



ソフトバンクは、5Gの基地局の新設および既設基地局の増強工事を実施し、高速・大容量通信が可能なSub6(3.7GHz帯)をはじめとする5Gのネットワークを大幅に強化。

また、多数のアンテナとビームフォーミング(電波の放射技術)などにより、一人一人に専用の電波を割り当てることで快適なモバイル通信を実現する技術「Massive MIMO(マッシブマイモ)」や、5G専用の基地局およびコアネットワーク設備で構成された、スタンドアローン(Stand Alone)方式による「5G SA」も導入しており、高品質な通信サービスを年中通して提供する。


鈴鹿サーキット内の基地局

ソフトバンクは快適な通信環境を利用者に提供するため、今後もイベント会場などの各所での電波対策の取り組みを強化していくと述べている。

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ロボスタ編集部

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