シャープ AIoT家電が累計1,000機種を突破「RoBoHoN」発売以来、クラウドにつながる家電の利便性と可能性を追求

2024年10月8日 By ロボスタ編集部

シャープ株式会社は、同社が販売するAIoT家電が、2024年9月に累計1,000機種を突破したことを2024年10月8日に発表した。

「AIoT」は、「AI」と「IoT」を組み合わせた同社の造語。さまざまな家電をクラウドAIとつなぎ、「人に寄り添う」存在に変えていくビジョンとして2015年に提唱した。
2016年5月に1号機として発売したのが、モバイル型ロボット電話『RoBoHoN（ロボホン）』。以降、キッチン家電や生活家電、空調機器、テレビなどさまざまな当社製品に展開し、現在は12カテゴリー（※）まで拡がっている。
キッチン家電のレシピダウンロードサービスや地域の天気情報と連動した空調機器の運転制御をはじめ、商品の利便性を高める機能やサービスの拡充などに取り組んできた。

2019年5月には、従来個別アプリだったものを統一UIに集約したスマートホームアプリ「COCORO HOME」（ココロホーム）の提供をスタート。同社のAIoT家電だけでなく、他社製の家電や住設機器、さらには家族の見守りなど、暮らしに役立つ他社サービスとの連携も開始した。家庭の省エネに資する取り組みも推進している。

さらに近年では、AIoTを活用し、社会課題の解決に貢献する取り組みも自治体や関係機関と連携しながら進めている、としている。

同社は「今後も、AIoT家電の普及拡大を通じて人々の暮らしをより豊かで快適にするとともに、さまざまな社会課題に対応する「人と社会に寄り添うIoT」の実現を目指してまいります」とコメントしている。

【12カテゴリー】
ヘルシオ、ホットクック、冷蔵庫、洗濯機、空気清浄機、エアコン、HEMS、テレビ、スマートフォン、RoBoHoN（ロボホン）、ストックアシスト、ペットケアモニターの12カテゴリー。

なお、「人と社会に寄り添うIoT」の取り組みは、本年10月15日（火）から18日（金）まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2024」で一般公開する。

「CEATEC 2024」同社オンラインサイト
https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=41