CoeFontは、自分のAI音声を用いてリアルタイムで英語をはじめとする多言語に翻訳するサービス「Cross-Language Meeting」のβ版を2024年10月9日から無料で提供を開始した。提供開始に伴い法人や個人のさまざまな用途で同サービスを利用し、サービスの精度向上を共創するテストユーザーを募集するプログラムを公開した。
開発の背景
近年、グローバル化が加速する中で言語の壁はビジネスの大きな障壁となっている。特に日本においては、英語力不足が課題として指摘されており、国際的な競争力を維持するために多言語コミュニケーションの円滑化が求められている。
CoeFontの「Cross-Language Meeting β版」は、そんな課題を解決するサービスであり、英語をはじめとする多言語へのリアルタイムな翻訳を実現する。当サービス内で使用する音声は、別途、約5分間の収録を行うことで生成される日本語と英語のAI音声。英語の音声をセットすることで、自分の声が同時通訳をしているかのような自然なコミュニケーションを可能にする。β版では英語の翻訳を提供し、順次中国語をはじめとした言語に対応していく予定。
Cross-Language Meeting サービス概要
対応言語 | β版では英語のみ ※順次、中国語等の多言語に対応予定 |
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ダウンロードURL | https://coefont.cloud/clm |
動作環境 | <macOS> 必須環境(最低限必要な環境) ・macOS 12.3以降 ・安定したインターネット接続 推奨環境(快適に動作する環境の例) ・Apple Siliconのmac (M1, M2, M3) ・macOS 13.6.9以降 今後のアップデートで上記条件は更新する可能性あり。 <Windows> |
テストユーザープログラム概要
Cross-Language Meetingのサービス品質向上を目的としたプログラムを募集開始する。
テストユーザープログラムに登録していただくことで、無料でサービスが利用できるほか、サービスへのフィードバックにご協力をお願いする予定。
利用事例
日経BP データサイエンティストDOJO(セミナーイベント)
日経BPが主催するイベントにおいて、リアルタイム翻訳機能として活用。
6日間に渡り英語話者の外国人講師が解説するプログラミング等の知識が必要な講義内容をCross-Language Meetingでテキストに翻訳し受講者が見られるようにした。
受講者が講師の話す内容をリアルタイムに把握することで、学びを深めるためのサポートツールとして利用された。
今後の展開
Cross-Language Meetingの本格リリースに向け、サービス品質の向上ならびに多言語のAI音声技術の向上を目指すとしている。
AI音声プラットフォーム「CoeFont」とは
CoeFontは最新の技術を活用してスピーチを表現豊かで使いやすい声に変換する革新的なAI音声プラットフォーム。CoeFontプラットフォームは、Text-To-Speech(TTS)、Voice Changer、およびCross-Language TTSアプリケーションを含む、幅広いコミュニケーションニーズに対応した多目的なソリューションを提供している。CoeFont Voice Hubを使用することで、ユーザーは10,000以上のAI音声の豊富なライブラリにアクセスでき、任意のプロジェクトやプレゼンテーションに適した多くの選択肢が用意されている。
トレーニングセッション、社内アナウンス、オーディオブック、ライブミーティングやストリーミング、または家族や友人との個人的な会話であっても、CoeFontはユーザーがどんな言語でも効果的に自己表現できるようにするツールを提供している。
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