AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」など、学生の仰天発想と元バンナム小山氏の未来アイディアを卒業展で公開へ　日本工学院

2025年2月19日 By ロボスタ編集部

学生の仰天発想と元バンナム小山順一朗氏の強力タッグが未来を変える。
総合専門学校の日本工学院は、2025年2月28日(金)～3月2日(日)に蒲田校、2月21日(金)～23日(日・祝)に八王子校で開催する卒業展に、「Vision Craft」(ビジョンクラフト)から生み出された20以上のアイデアを展示公開する。「Vision Craft」は、元バンダイナムコのヒットメーカー「コヤ所長」こと小山順一朗氏が日本工学院の学生たちと進めてきたプロジェクト。
卒業展は入場無料。

「Vision Craft」は、小山氏のプロデュースのもと同氏の創造の奥義を学生に伝授する学科の枠を超えた課外活動。この展示では特設ブースを設け、ゲームをはじめ音楽、IT、AI、医療まで、本プロジェクトで生み出された多彩な分野における20以上のプロダクトのアイデアを、実機などを交えて展示公開する。公開される内容の一部は下記の通り(以下、プレスリリースより)。

公式サイト:https://www.neec.ac.jp/event/session/gradex/

主な展示内容

■AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」(特許出願中)

クレーンゲーム界に衝撃を与える!?小山氏が⻑年温めてきた商品コンセプトを学生たちとブラッシュアップ。
インタラクティブな対話ができるAIキャラクター「金箱クレア」と駆け引きしながら、ゲーム難易度をコントロールできる新しいクレーンゲームです。
業務用クレーンゲーム機をベースに学生が改造、制作したプロトタイプを公開します。40年来遊び方が変わらなかったクレーンゲームが仰天発想と最先端AI技術に出会いどう変貌を遂げたのか、あなたの目で確かめてください!

■光鍼灸「ヒカリノハリ」(特許取得)

明日も仕事。わかっているけど今夜もゲームに熱中。この時間はやめられない。至福の時間を削ることなく、昼間のパフォーマンスをブーストしたくて、ついエナドリ飲んじゃう毎日。もう少し健康的に…!と思ったそこのあなたに朗報です。徹夜続きの不摂生な生活のままでも、ヒカリノハリでツボを刺激すれば健康的に気持ちをブーストできます。さらにAI鍼灸師が症状に応じた利用方法をサポートします。当日は学生たちが制作した実際に使えるプロトタイプをご覧いただけます。

■マッチング機能付きリモート演奏スタジオサービス「BANDLINK」(特許出願中)

一切の気兼ねなく、手間なく、すぐに思い通りのバンドができるサービスの提案です。バンド活動をしている人はたくさんいますが、理想のメンバーと理想的なバンド演奏ができている人はどのくらいいるのでしょう?
プロでもなかなか達成できていないこの問題を解決しました。
会場では、この企画の全容とサービスイメージのプロモーションビデオをご覧いただけます。

■推しと添い寝!会話を楽しむ天蓋ベッド「SOINE(ソイネ)」

推し活はもう古い? これからは添い活だ!
SOINE(ソイネ)といっしょに夢の中。一日の最後に推しとの会話を楽しみながら充実した夜を過ごすことができる、AIプロジェクターを備えた天蓋ベッドのアイデアコンセプトを展示します。

■空間ごと独り占め!「個室ゲーセン」

「ゲーセンはオタクだけのモノじゃない!」ともすればマニアックな空間に見えるゲームセンターの音楽ゲームコーナー。様々なプレッシャーを感じることなく、ゲームを満喫できれば…という学生自らの願望がアイデアを生みだしました。当日は受容性アンケート結果パネル、コンセプト紹介動画を展示予定です。

■アプリ「日本伝統ぎじゅちゅーぶ」

「語れるものはありますか?これ見れば、自信という名の、ワザになる」。
10〜20代に向けた『日本の伝統的・先端的なものづくり技術のコアな部分をたくさん知れて、手軽に自信がつくアプリ』を考案。卒展ブースでそのアイデアの全容を披露いたします。

Vision Craft ゼミについて

ゲームクリエイターとして「アイドルマスター」や「機動戦士ガンダム戦場の絆」などの新しい形の体感型ゲームでヒット作品を数多く手掛けた小山順一朗氏が、ヒットを生み出すため使った開発手法を学生たちに伝授し、革新的なプロダクト創造を目指す課外活動として2024年6月にスタート。同氏をはじめとするプロのコーチ陣が、我こそはと集まった学生の創造への情熱とアイデアをサポートしながら、今年は20以上のアイデアが生み出された。さらに学内調査や一般市場調査などを経て、6つのプロジェクトが始動した。
ホームページ https://www.neec.ac.jp/vision_craft/